2013年1月5日土曜日

Tot aan de Maan en Terug ドキュメンタリー番組

今日は面白いテレビ番組を見ました。
フランダースのテレビ局「een」が放映している「Tot aan de Maan en Terug」という番組で、どうやら海外に住んでいるフランダース人をその友人が訪ねていく様子を撮影したドキュメンタリー番組らしく、今日放映されていたのはそのシリーズの一本「日本・大阪編」でした(私はフラマン語はわかりませんので、ほぼ推測ですが)。
9時35分からの30分番組。番組案内(フラマン語ですが貼っておきます)

21:35
zaterdag 5 januari
Seizoen 1 Aflevering 3
België
Duurtijd: 25 min
Stijn is gek van Japan, alleen, hij kent het enkel uit tijdschriften. Zijn beste vriend Rob probeert in Osaka voet aan de grond te krijgen als fotograaf. Maar als jonge vader is het voor Stijn niet eenvoudig om daar te geraken. Wanneer Annick Stijn de gelegenheid geeft om met haar naar Osaka te gaan, twijfelt hij geen minuut. Het wordt een heel blij weerzien en Stijn geniet van elke seconde in dit aparte land.

このドキュメンタリーに出てくる青年は、リンブルグ州生まれ・大阪在住のフランダース人カメラマン・ロブ・ウォルバースさん。日本フランダースセンターで展覧会を開いたこともあるようです。
その記事のリンク。http://www.flanderstoday.eu/content/big-japan
ロブさんのプロフィールhttp://robwalbers.com/new/index.php?/profile/profile/

彼を友人であるミュージシャン・Stijnさんが訪ねていく様子がこの番組の中心ですが、背景にあるのは「不思議の国・ニッポン(大阪)」の映像。旅館・畳・和食、靴をぬぐこと。ウォシュレット。Robさんと彼女の住む小さなマンションでのたこ焼きパーティ。Robさんの写真家としての仕事ぶり(郷ひろみを撮影してました!)。街ゆく人々の様子・着物の女性や交通整理の男性・心斎橋の雑踏。たこ焼き屋台・かに道楽の動く看板やグリコのネオンサイン。御堂筋。ゴスロリルックの女性たちやブティック。ホスト。ラブホテル。携帯電話。ランドセルを背負った制服の小学生。そうした大阪の喧騒を切り取った映像が中心でしたが、同時に電車で30分ほど行った武田尾周辺の水辺と紅葉の美しさも放映されていて、日本人としてはちょっとホッとしました。もちろん、エキセントリックで先鋭的なポップカルチャーも日本ですが、自然の美しさ穏やかさも日本の魅力ですから。

この番組はどのようにフランダース人の目にうつったのでしょうか?
次回はマダガスカルで暮らすフランダース人を訪ねるようですから、それと対比してみるのも面白いかもしれません。