2012年8月30日木曜日

Leuven Town Hall 市庁舎 ルーヴェンの観光名所(1) 


言わずと知れたルーヴェン市のシンボル。石のレースと呼ばれる壮麗な建築は一見の価値があります。236の彫像がその外観を飾っています。ライトアップされた夜の姿も美しい。内部は、ガイド付きツアーで見学できます(英語ツアーもあり、要事前予約、有料、詳細は市役所へ電話かメールで)。豪華な「結婚の間」は見どころのひとつ。ルーヴェン駅から市庁舎・聖ペテロ教会のあるGroteMarktへは、まっすぐ伸びる道(Bondgenotenlaan)を歩いて10分くらい。
Leuven市民になると市庁舎案内のイベントに参加できます。イベントの様子はこちら。

観光案内所は、市庁舎の地上階、向かって右横に入り口「i」のマークがあります。オープン:10時から17時。夏季(3月‐10月末)月曜から日曜。冬季(11月‐2月末)日曜休み。年間を通して祝祭日は閉館。英語での応対可。無料で配布されている地図は、街歩きに役立ちます(蘭・仏・独・英語表記あり)。これを入手してルーヴェンの散策に出かけましょう!
TEL: +32-(0)16 203020  www.visitleuven.be
住所 : Grote Markt 9, 3000 Leuven
E-mail :toerisme@leuven.be





聖ペテロ教会 Sint-Pieterkerk. ルーヴェンの観光名所(2)


聖ペテロ教会 Sint-Pieterkerk.
11世紀に起源を持つGroteMarktに面したルーヴェンのシンボルの一つ。内陣には、デーレク・バウツの「最後の晩餐」「聖エラスムスの殉教」が展示してあります(内陣のみ有料5.00EUR、英語オーディオガイドあり)。

 


2012年8月29日水曜日

ベギンホフ Begijnhof ルーヴェンの観光名所(3)

ルーヴェンにはベギン会修道院跡が二つあります。そのうちの大きい方、大ベギンホフが世界遺産に登録されてます。

大ベギンホフ(Groot Begijnhof)
大ベギンホフにつくて詳しく知りたい方は<Begijnhof ベギンホフで暮らす>(1) (2) (3) (4) (5) (6)をご参照ください。



小ベギンホフ(Klein Begijnhof)
ルーヴェンにはもうひとつのベギンホフがあります。こちらは、民間に譲り渡されたため、大ベギンホフの外観とはだいぶ違う雰囲気になっています。現在は個人宅なので内部見学不可。外観をみるだけ。



2012年8月28日火曜日

駅前広場 Martelaren Plein ルーヴェンの観光名所(4)


駅前広場
ルーヴェンの駅は2012年現在工事中。駅前広場には駅の仮設オフィスがあったりしてちょっとゴチャゴチャしています。駅前広場には戦没者慰霊塔があります。毎年11月11日、ここで戦没者慰霊祭が行われます。広場の下は駐車場になっています。駅に隣接してDeLijnのバスターミナル・バスの切符販売所もあります。

2012年8月26日日曜日

Abdij van 't Park パーク修道院 ルーヴェンの観光名所(5)


パーク修道院(The Norbertine Park Abbey)
リングの外側にある修道院。周辺は公園になっています。
由緒あるこの修道院の敷地の中には、Groot Begijnhofで生活してたベギン達の共同墓地もあるそうです。
http://www.leuven.be/en/tourism/sightseeing/Abbeys/parkabdij/index.jsp



2012年8月25日土曜日

アウデマルクト Oude Markt ルーヴェンの観光名所(6)


アウデマルクト
「the world’s largest bar世界で最も大きな飲み会会場」を自認する広場。Oude(昔の)という名前が示すようにかつてはここが街の中心でした。現在は、広場を囲んで何十件のビアカフェが営業しています。夏には無数の椅子が広場に並べられ広場全体がひとつの巨大なビアガーデンと化します。KULeuvenの学生を中心とした若者が集う場所。フェスティバルやイベントもここで頻繁に開かれます。

2012年8月24日金曜日

AB InaBev ルーヴェンの観光名所(7)


AB InBev
ルーヴェンを代表する、世界最大のビール会社。Stella Artois、Leffeなどのベルギービールをはじめとして様々なビールを製造しています。ブリュッセルから列車乗っていて右手にStellaの工場が見えると、ルーヴェンに戻ってきたな~と思うのでした。ちなみに、私は参加する機会に恵まれませんでしたが、ビール工場の見学ツアーも実施しているそう(英語ツアーもあり。インターネットから要予約)。
http://www.ab-inbev.com/


2012年8月23日木曜日

M-Museum Leuven ルーヴェンの観光名所(8)


M-Museum Leuven
古い外観とモダンな建築が融合した美術館。中世からのルーヴェンに伝わる美術品を中心に作品が展示されています。天気の良い日なら、屋上からルーヴェンの街が見渡せて、とても気持ち良いですよ。(大人9.00EUR)



2012年8月22日水曜日

Leuven Botanic Garden ルーヴェンの観光名所(9)


植物園 Kruidtuin
小さな植物園ですが、春から初夏にかけて美しい花が咲きほこり、散歩するのにとても気持ちの良い、心休まる場所です。(入場無料)

Sint-Pieterskerk 聖ペテロ教会 夏のランチタイム・コンサート

ルーヴェンのランドマークSint-Pieterskerk(聖ペテロ教会)では、夏の間、昼12時15分から30分、ランチタイム・コンサートを開催しています。入場料はひとり5EUR。コンサートの開催されている教会の内陣は、Leuvenの至宝デレク・バウツの「最後の晩餐」をはじめとした美術品や祭壇の装飾品を展示した宗教美術博物館(Museum voor Religieuze Kunst)となっていて、普段は入るだけで有料なのです。しかし、このコンサートのチケットがあれば、音楽を聞いたあとこの展示をゆっくり見ることができるという、2倍美味しい企画。というわけで、かなりの人気で、チケットはすぐ売り切れてしまうみたいです(当日発売のみ)。
私が聞いたのは古楽器を用いた演奏会。演奏はもちろん、合間にいろいろな古楽器の音色を紹介してくれて、それも楽しかったです。コンサートの出演者及びプログラムはその日によって違います。プログラムは公式URL参照:http://www.zomer-van-sint-pieter.be/
イベントポスター
パフォーマンスグループ
ディーリック・バウツの祭壇画『『聖エラスムスの殉教』
ファン・デル・ウェイデンの『十字架降架』

2012年8月21日火曜日

Arenberg Castle ルーヴェンの観光名所(10)

Arenberg Castle

現在は、KULeuvenのHeverlee Campusの一部になっています。Heverleeの領主が14世紀にこの地に築城したものが元になっています。16世紀にルネッサンス様式の城が建てられ、19世紀には、ネオゴシック様式でリノベートされました。1916年、Arenbergの公爵がこの城と領地を大学に寄贈。現在この城は、Engineering Science学部の建物として活用されており、また敷地全体は、Sciences & Technologyのキャンパスとして利用されています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Arenberg_Ch%C3%A2teau
Arenbergkasteel
Tel. : 016 32 21 18  
Address : Kardinaal Mercierlaan 94, 3001 Heverlee
   

ルーヴェン刑務所

ルーヴェン刑務所は、観光名所とは言えませんが、日本と縁の深い施設です。明治維新の後、近代国家建設を目指した新政府は、欧米の社会制度を参考するため岩倉使節団を派遣します。様々な分野に関する研究・報告の後、日本のさまざまな近代制度が確立され、建物も建設されていきました。
その中の一つ、網走監獄はここルーヴェンの刑務所を参考にして建てられたそうです。当時としては近代的な設備を持つ刑務所だったようで、近代国家を目指した当時の日本の姿を知ることができるようです。実はこのエピソードは、KULeuvenの日本学科の先生に教えていただきました。日本とルーヴェンの関わりが刑務所にあったなんて、驚きましたね。
ルーヴェンの刑務所は現役。れんが作りの高い塀が威圧感を感じさせます

http://wiki.worldflicks.org/large_prison.html
http://www.kangoku.jp/data3.html
http://www.livedo.net/tabi/88.html

2012年8月18日土曜日

Begijnhofbells カリヨン演奏

夏の間土曜日の午後、Begijnhofの教会ではカリヨンの演奏家によるカリヨン・コンサートがおこなわれています。いつもの自動演奏とは違う音楽が教会のカリヨンから聞こえてくるのでわかります。ポピュラーミュージックなども演奏されていて、ちょっと趣が異なっていて楽しいです。カリヨンについてはベルギーに来る前はその存在すらあまり知らなかったのですが、Begijnhofで暮らすうちにすっかりカリヨンの響きに惹かれるようになりました。この演奏は「カリヨン・コンサート」と呼ばれていますが、コンサートといっても、弾き手は教会の上の演奏室でカリヨンを弾き、鑑賞者はその響きを思い思いの場所で聴くというスタイル(もちろん無料)。その自由さと生活に溶け込んだ雰囲気が、なんともベルギーらしい感じのイベントです。また夏のあいだだけではなく、学期中でも時々カリヨンの演奏はおこなわわれていて、こちらはBegijnhofのランドリールームにスケジュールが掲示してありました。
さらに、夏休み中は大学図書館のカリヨンでもカリヨン・コンサートがおこなわれています。こちらはもう少し大掛かりなものみたいです。残念ながら私は参加できませんでしたので、詳細は下記のURLでお確かめください。
http://www.kuleuven.be/cultuur/beiaard/ladeuzebells

2012年8月17日金曜日

フラワーカーペット 王宮公開


最高気温33度。真夏のブリュッセル観光です。2年に一度のグランプラスのフラワーカーペットと1年のこの時期だけの、ベルギー王宮公開。どちらも見ごたえタップリでした。

<当日の日程>
朝8時30分頃ブリュッセルセントラル駅到着→グランプラス→9:00市庁舎バルコニーからフラワーカーペットを眺める→徒歩→10時頃王宮前公園→10:30王宮公開→メトロ移動(Parc→St.Catherine)→お魚市場(立ち飲み)→13:00ランチ・タイ料理→14:40頃セントラル駅から帰途

<フラワーカーペット>
フラワーカーペットは、グランプラスに花びらを敷き詰めて絵を描くイベント。2年に一回開催されています。今年は8月15日からの1週間。多くの方のブログ情報によると、夏の暑い時期なので花びらが色あせてしまうため、なるべく初日近くに行くほうがおすすめらしいです。我が家は、ちょっと予定が立て込んでいたのでこの日になりました。
9時からは市庁舎のバルコニーからグランプラスを眺められるということで、9時に間に合うように出かけました。9時からオープンと聞いていたのですが、8時45分頃にはバルコニー上に多くの人が。訝しく思って質問したら、それは事前予約の団体さんでした。個人はあくまで9時からでした。市庁舎の中庭からバルコニーに上がることができます。(一人5EUR)
参考URL http://www.belgium-travel.jp/hotnews/2012/06/2012-3.html


<王宮公開>
王族がバカンスで王宮に不在のこの時期おこなわれる、王宮公開。これはとっても素敵なイベントでした。10時半開場。入場無料(税金で王室が支えられているからかな?)。
混雑すると思って10時20分頃には行きました。しばらく目の前の公園で時間つぶし。日本の団体ツアーも同じ王に10時半の開館を待って公園で時間をつぶしていましたよ。
10時半ようやく入場。でも、日本的混雑とはかけ離れた雰囲気でした。100人くらいはオープンを待っていたと思うのですが、何せ建物が広いので中に入ったらゆったりした雰囲気で見学できました。(トイレだけは混雑していましたが)
欧州に来てたくさんの王宮を見学する機会を得ましたが、ここベルギー王宮は贔屓目なくとっても素晴らしかったです。というのは、欧州の王宮・宮殿で公開されているところは、現在使われていないものも多く(例:ベルサイユ宮殿、シェーンブルン宮殿など)、確かにものすごくゴージャスなのですが、やっぱり生き生きした雰囲気がないのですよね。その点、ここベルギー王宮は現役の宮殿なので、毎日公式行事がおこなわれている緊張感が何となくただよっているのです。調度品の豪華さでいったら、ベルサイユとかのほうがすごいんでしょうけれど、私にはこちらの方が上品で美しく感じました。
この時期、ブリュッセルを訪れる機会のある方はぜひ足を運んでいただきたいイベントでした。
参考URL http://www.belgium-travel.jp/hotnews/2010/06/post-99.html

<Mer du Nord>
45, Rue Sainte Catherine, Brussels 1000, Belgium 
ランチの前に、前からいってみたかった旧魚市場の立ち飲みシーフードのお店へ
かつては魚市場であったところにあるシーフード立ち飲み屋。有名店。昼12時過ぎると混雑するので、11時半頃行くと注文しやすい。カウンター越しに注文する。お金を払うと名前を聞かれ、出来たら呼ばれる。グラスワインと魚介のフライ、スープなどで一人10EUR位。地元率高い。魚が終わったら閉店。


<Thai cuisine "Davi">
Rue Jules Van Praet 20-22, Brussels 1000, Belgium (Bruxelles)
そのあと、しっかりランチを食べるという根性!我ながら呆れますが、あんまりブリュッセルに出てこられないのでここぞとばかり、おいしい店探訪です。大好きなタイ料理。表のテラス席でくつろぎながら美味しいランチ。レッドカレー、パッタイ、ビールなど飲んで30EURくらいでした。



おいしい店をはしごして、満腹。満足。早めに列車で帰途につきました。暑~い一日でしたので、やっぱり疲れました。

2012年8月14日火曜日

Maria-Hemelvaart  聖母マリア被昇天祭 8月15日

8月15日はMaria-Hemelvaart  聖母マリア被昇天祭でベルギーでは祝日。アントワープを中心としたフランダース地方では母の日でもあるみたい。聖母マリアは、カトリック教徒にとって永遠の母性の象徴なんですね。
いろいろイベントもあったようですが、私はこの日ルーヴェンにはいなかったので参加できませんでした。
一方、日本の8月15日はお盆。そして、終戦記念日。先祖に思いを馳せる日です。
地球の反対側の国である、ベルギーと日本。同じ8月15日を今ある自分を生み出してくれた人たちに感謝する日と制定していること、何やら不思議な偶然ですね。

2012年8月5日日曜日

引越しにともなう手続き

引越し・・・。わずか1年の滞在で、まさかベルギーで引越しを経験するとは予期していませんでしたが・・・。

入国後1ヶ月、ベギンホフ管理事務所から、突然、ベギンホフの別棟に転居するよう求められました。最初住んでいた部屋に、リノベーション工事の順番が回ってきたとのこと。「そんな予定があるのなら、事前に確認しておいて、入居前に言ってくださいよ!最初から別の部屋を割り当ててくれればいいのに!」と思ったものの、おとなしい日本人は「はあ・・・」と答えるのが精一杯。期せずして引越しを経験することとなりました。

引越しはベギンホフ事務所の都合であったため、荷物の運搬などは管理事務所スタッフが全面的に手伝ってくれましたが、引越しにともなう様々な手続は、自分たちでおこわなくてはなりません。短期滞在の日本人の場合、引越しを経験する方は少ないかと思いますが、参考のため、以下にその経緯を記しておきます。

① 市役所への届出
引越しの翌日、市役所へ。受付で引越しの届出をしたい旨を告げると、セクションCで待つように指示されます。担当者に新しい住所を告げてサインなどして申請は終わり。
②警察官の訪問
届出の9日後・土曜日の午後3時頃、警察官が自宅に訪問してきました。警察官の訪問は前回も土曜日でした。土曜日にこの仕事をまとめておこなっているのかな?警察官が私たちの顔とパスポートを確認して書類を作成。それにサインします。不在の場合はポストに手紙が残されていますので、指定日時に警察署に出向くことになります。
③市役所から手紙が届いたら、pinコードの書かれた封書(初めてID登録をした時に送られてきたもの)を一緒に持って市役所に行き、住所登録を変更してもらいます。私たちは、市役所からの手紙があまりにも遅かったので、手紙が届く前に市役所に行きました。すると手紙はまだでも、手続きしてくれました。何事もこちらからプッシュすれば早く手続きが進むということですかね。
④銀行などの登録住所変更。
新住所が登録されたIDカードがあれば、こうした住所変更はすぐできます。その点は、IDカードの威力抜群ですが・・・。

とにかく、またあのうんざりとする市役所通いをさせられて、心底疲れました。トホホ・・・。
725() 引越し
726() 市役所に引越し届け
84() 午後3時 警察官が自宅に訪問。書類にサイン
97() ID登録住所変更完了。その後、銀行で住所変更。

Hapje Tapje  ハピエ・タピエ

たくさんたくさん参加した数々のルーヴェンでのイベントの中で、最も楽しかったのは、このHapje Tapje  ハピエ・タピエ!ルーヴェンのレストラン横丁Muntstraatと隣接する高校前広場Hogeschoolplein、Grote Markt、 Oude Marktを中心に、街中のレストランが屋台を出店して自慢の料理を披露してくれます。普段は敷居が高くてはいれないレストランやちょっと珍しいメニューなどリーズナブルな価格(ひと皿4.00EUR程度)で楽しめる、とっても美味しく嬉しいイベントです。夜のアウデマルクトではビールをHapje Tapjeグラスで(デポジット制)飲みながら、音楽も楽しめるという本当にご機嫌な一日でした。

公式URL:http://hapje-tapje.be/(フラマン語)
参考URL:ベル通