2012年9月30日日曜日

Leuvenの図書館(2) 市民図書館

<市民図書館>


Leuvenの一般市民が利用できる図書館「De Bib」。 蘭語の本が中心ですが、英語文献もたくさんあります。DVDやCDの貸出もできます(黒澤明の日本映画もあります 蘭語の字幕が付いてます)。子どもの本も豊富です。オンライン検索もできます
18歳以上の場合、年会費3EUR。カードを紛失したら再発行料2.5EUR。1回の貸出15冊。本は無料で貸出。CD・DVD類は0.5EUR。貸出期間は28日。遅延は1日につき0.1EURの罰金があります。予約は0.8EURかかります。図書館内での資料コピーも実費がかかります。 手続きは、図書館のカウンターで。IDカードを示してカードを作ってもらいます。その後、図書館入口横にある機械で会費を支払い手続きは完了します。
図書館手数料支払い機・英語表記有り

図書貸出機 真ん中の黒い四角の上に借りたい図書などを置くと登録される
図書館で入り口近くにある返却機
なお、DVDを借りたときは、図書館入口横にある機械で外箱のロックを解除します。ロックを外したあと中身を確認するのを忘れないように。


de Bib Leuven
Rijschoolstraat 4/0101 , 3000 Leuven
Tel. : 016 22 65 22 Fax :016 23 40 06
E-mail :bibliotheek@leuven.be
月 12.00 to 18.00
火 10.00 to 18.00
水 12.00 to 18.00
木 12.00 to 20.00
金 10.00 to 18.00
土 10.00 to 17.00
日曜・祝日休み
大きな地図で見る

2012年9月25日火曜日

Red Ball Project

ルーヴェンの中心部で何だか不思議なイベントが行われていました。「Red Ball Project」。街中のいろいろな場所で大きな赤いボールを挟み込んで市民の歓心を集めるというわかったようなわからないような面白イベント。ルーヴェンていうのは、いっつもイベントやってますね。
芸術家のKurt Perschkeさんは、このイベントを世界各国でおこなっているそうですよ。
http://redballproject.com/leuven(英語)
http://www.30cc.be/redball(蘭語)


2012年9月23日日曜日

Academic Procession 教授の行進

Academic Processionは、大学の新年度を開始するにあたって伝統的な衣装を身にまとった教授が街を練り歩く儀式です。KULeuvenだけではなく、世界の大学でも多く行われている儀式のようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Academic_procession

KULeuvenでは、年度始めの日、大学本部のあるUniversiteitshal (University Hall)から聖ペテロ教会 Sint-Pieterkerkまでの200mを学長(赤い装束の方)を先頭に、100名あまりの教授が黒いガウンを身にまとって行進していきます。ガウンの飾りの色が様々なのは学部による違いでしょうか。
教会では、教授たちの到着をファンファーレで迎えます。その後、教会の中で1時間程度のミサがおこなわれます。ミサは主にフラマン語でおこなわれますが、ところどころ英語の説明もあります。教授たちに続いて行けば、一般市民も教会に入ってミサに出席することができます。
私も教授たちの後ろに続いて、教会にはいりました。カトリックのミサというものに初めて参加したので、ちょっと緊張しました。たいていの部分は前後の人を真似すれば大丈夫ですが、最後のホスチア(小さな食べ物)は、信者のみがいただけるもののようです。また、ミサの途中で周りの人と握手するという儀式があることを知らなかったので、周りの人から手を差し出されて、ちょっと戸惑いました。
日本の大学のように入学式というセレモニーはありませんが、この伝統的な儀式が大学町であるLeuvenに新学期の始まりを告げるものとなっています。夜のテレビニュースでもこの様子が放映されていました。


2012年9月17日月曜日

Flanders today フランダースの英字新聞

Flanders Todayはフランダースの英字新聞。発行は週一回。申し込みはインターネットで。郵送で週一回配達されます(郵送代購読料ともに無料)。また、インターネット上に全ての記事がアップロードされるので、過去記事の検索もできます。CVOの英語教室で先生からこの新聞を読むように勧められました(フランダース情報と英語の勉強を兼ねられるため)。
http://www.flanderstoday.eu/
記事はフランダースの文化情報が主ですが、時事ニュースもありますので、オランダ語(フラマン語)の読めないものにとっては役に立つと思います。私は大阪にある「フランダースセンター」の存在をこの新聞で知りました。
http://www.flanderstoday.eu/content/big-japan

2018年4月追記
2018年現在、Flanders Todayは紙媒体での配布を終了しています。ネットニュースレター配信とウェブ上での記事のみとなりました。下記アドレスにアクセスし、アカウントを作成するとニュース配信されます
http://www.flanderstoday.eu

2012年9月16日日曜日

ゴミ事情

ルーヴェンのゴミの収集は有料です。有料のゴミ袋は市役所及び主なスーパーで販売しています。一般ゴミは茶色の袋で小10枚・10EUR、大10枚・20EURです。その他水色の袋(ペットボトル・缶用)、緑色の袋(生ゴミ用)もあります。DeLhaizeでは、(万引きを防ぐため?)茶色のゴミ袋はレジで頼まないと出してもらえません。カルフールGBは、レジ前にあります。市役所では、受付で申し出ると、Aカウンターに案内されます。そこで買えます。ゴミの収集スケジュール表(↓)もそこでもらえます。

ゴミの分別についてわかる範囲で書いておきます

(ベギンホフで出せるもの。外扉の前に出しておく。朝7時半に収集に来ます)
<生ゴミ(Gft 野菜・果物・庭ゴミ)>
金曜日 緑の袋。 水気のあるものは新聞紙等に包んで出す
PMD
隔週水曜日 水色の袋
Plastic bottles and flasks, Metal packaging, Drinks cartons(ペットボトル、缶、牛乳パック)
<紙ゴミ>
PMDと同じ日。ダンボールや新聞紙等。まとめておく
<一般ゴミ>
火曜日 茶色い袋。上記以外の家庭ごみ


(ベギンホフ敷地外に持っていくゴミ)
<ガラス瓶> 街中にガラス瓶を捨てるステーションがあるのでそこに持っていく
<古着> ガラス瓶のゴミ捨て場にたいてい併設されています
<電池・電球など> スーパーや家電品店などの出入り口のとことにある箱に捨てる
<粗大ゴミ> SPITの隣にあるステーションに持っていく
<ビール瓶> デポジット制なので、スーパーにある機械に返却すると金券が戻ってくる

2012年9月14日金曜日

エコバッグ

ルーヴェン(ベルギー)生活で欠かせないエコバッグ。スーパーでの袋は有料なので、たいていの人がエコバッグを持ってます。DeLhaizeで販売されているエコバッグは可愛いですよ。


郵便事情

ベルギーの郵便事情は、お世辞にも良いものとは言えません。特に小包の状況はひどいです。それについて詳しくお知りになりたければ、こちらの掲示板をご覧下さい。

当方もベルギーの郵便事情には本当に振り回されました。出国直前、EMSを利用して日本からベルギーへダンボールひと箱送ったのですが、何ヶ月待ってもベルギーの自宅に届くことはなく、連絡の行き違いがあったのか、その箱は3ヶ月後くらいに結局日本に送り返されてしまいました(ボロボロの状態になっていた)。仕方なく、家人に頼んでもう一度箱を梱包し直してもらって、日本郵便ではなくヤマト運輸を利用して送り直してもらいましたが、今度はベルギー税関で不当なほど高額な関税の納入を求められることとなりました。中古品や身の回りの品しか入っていなかったのに160EURも請求してきたのです!信じられない!すったもんだした挙句、結局、関税を収め、ようやく荷物が手元に届いたのは入国から半年後でした。この間の経緯は、思い出しても腹の立つ、本当に納得のいかないものでした。
小包に限らず、日本からは普通の封書でも2週間くらいかかりす。こちらもあまり状況はよいとは言えないようです。こうした経験の後、私は郵便に関するベルギーのシステムを全く信じることができなくなりました。
とにかく大切な書類は、料金は高額ですがDHLなどの民間会社を利用したほうがいいです。それも宛先は勤務先を指定したほうが安全です。自宅で不在だったりすると、またトラブルのもとです。

ベルギー人に聞いたところ、この状況の悪さにはベルギー人も困っているようです。担当者によって対応が異なったり、関税の額が違ったり、正直めちゃくちゃらしいです。先進国の郵便事情とはとても思えません。利用者は振り回されて本当に困ります。でも、そんなにめちゃくちゃな制度をベルギー人はなぜ改善しようとしないのでしょうか?ベルギーにいて最も理解に苦しんだことが、このように悪制度とわかっていても改善されないベルギーのシステムでした。

まあ、いずれにしても日本の宅配便のシステムは本当に素晴らしい!ということだけは改めてわかりました。翌日配達・時間指定・不在票などなど、ベルギーに来てみてその素晴らしさに気づかされます。日本の運送会社さん、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします!

2012年9月12日水曜日

Mons モンス 9月

青空のモンスに行きました。今回は自動車旅行。
グランプラスの下に駐車場がありました。そこに車を止めて(1時間2.40EUR)モンスの街を見学。

<当日の予定>
12時頃モンス到着(駐車)→市庁舎・グランプラス(観光案内所)→昼食→鐘楼(外部のみ見学可・横に小さな博物館がある・無料)→聖ウォードリュ参事会教会→車移動→ゴッホの家→15時頃帰途


<モンス市内の観光ポイント>
市庁舎 Hôtel de Ville ・グランプラス
坂道の多い街。
坂から見える鐘楼(世界遺産)
聖ウォードリュ参事会教会 Eglise collegiale Ste-Waudru
宝物館 2.50EUR
<昼食>
Le St-Termain 
Grand'Place 12 7000 Mons 065 33 54 48
Menu du Jour 8.8, Croque Monsieur 6.00, Wok Boeuf 13.00


<Maison de Van Gogh(ゴッホの家)>
住所: Rue du Pavillon, 7033 Mons,
電話: +32 65 35 56 11
参考URL : http://www.opt.be/informations/attractions_touristiques_cuesmes__maison_van_gogh__la_maison_du_marais_a_cuesmes/fr/V/16864.html
炭鉱で栄えた街・モンス。画家のゴッホは本格的な画家としての道を歩む以前、宣教師を志していた時期がありました。彼はこの街の炭鉱夫たちの貧しい生活を扶助するためモンスの郊外にしばらくの間、宣教師として滞在していました。彼が当時住んでいた家は現在は記念館として残されています。なかには、モンス市が購入したゴッホのデッサン画(モンスで働く炭鉱夫を描いたもの)が1枚飾られています。また彼の業績を説明した簡単なフィルムも見ることができます(入館料5.00EUR)。駐車場無料。


<ひとこと>
ワロンの小さな町モンス。平坦なところの多いベルギーの街にしては珍しく、起伏の多い街でした。坂を上って垣間見える街の表情の変化を楽しみながら、歩くのにちょうどいい大きさ。日本人観光客は皆無でしたが、ゴッホの足跡もたどれるというオマケもついて(観光案内所に寄って、初めてこの地にゴッホが滞在していたことを知りました)楽しい旅となりました。

2012年9月3日月曜日

Pangea KU Leuven

PangeaはKULeuvenのインターナショナル・スチューデント対象の組織。外国からの留学生の交流を目的とした各種イベントやショートトリップなどを企画しています。私は一度Stellaのビール工場の見学ツアーを申し込みに行ったのですが、既に満員で参加することはかないませんでした。なので、実際のPangeaの活動に参加したことはないのですが、情報として置いておきます。事務所ではボランティアスタッフが応対してくれました。http://www.kuleuven.be/studentenvoorzieningen/pangaea/
Vesaliusstraat 34
3000 Leuven
Tel.  +32 16 32 33 96    
Fax +32 16 32 33 90
E-mail: pangaea@dsv.kuleuven.be


Jaarmarkt・veemarkt  イヤー・マルクト(年に一度の大きなマルクト)と牛の品評会

9月の第一月曜日の今日、街中がマルクトになるイヤーマルクト(Jaarmarkt)と家畜の品評会がルーヴェンのセンターで開催されていました。ルーヴェン駅からセンターに続くBondgenotenlaan、図書館前広場周辺、ブラッセルストラートなどなどすべてが歩行者天国になって出店だらけ。駅の周辺では骨董市。食べ物、カフェ、雑貨などなど、とにかく街中に屋台が!すごい人出です。はじめは何のイベントがわからなかったのですが、帰宅して調べたらSint-Jacobsplein家畜の品評会もやっていたらしい。残念ながらそれを見ることはできませんでしたが、こんなに賑わっているルーヴェンは初めて見ました。掘り出し物探し、とっても楽しいですよ。
駅周辺の骨董市
メガネケース1.00EURで買ったよ
<開催概要>
9月第一月曜日、朝8時から午後3時頃まで。開催場所:センター(年に一度の大きなマルクト)、Hilige GeeststraatとA. De Greefstraat(家畜のの品評会), Sint-Jacobsplein など

2012年9月1日土曜日

ケルミス(移動遊園地)

毎年9月、ルーヴェンの図書館前広場にはケルミス(移動遊園地)がやってきます。本物の馬によるメリーゴーランドやお化け屋敷、絶叫系アトラクションなどがやってきて、子供も大人も楽しみます。結構本格的な乗り物もあったりして、こんなものまで移動してくるんだとちょっと驚かされます。

Kermisは低地地方(ベルギーやオランダ)などで一般的な移動遊園地のことで、ブリューゲルの版画にも「ホーボーケンの(縁日)ケルミス(Kermis at Hoboken 1559 Pieter Bruegel the Elder)」という作品がありますし、王立美術館所蔵の絵画にも 「フランダースのケルミス(Flemish Kermess 1652 David Teniers Ⅱ)」という作品があるくらいですから、古くからこの地に根付いたイベントみたいです。
Flemish Kermess
wikiによりますと、ケルミスの語源は 'kerk' (church) and 'mis' (mass)から来ているもので、もともとはその地に教会が設立されたことを祝う宗教行事(ミサ)だったそうですが、現在では宗教的な意味は薄れて楽しいお祭広場といったイメージみたいです。普段はガランとした広場に突如派手派手しい遊園地が出現するという面白いイベントです。ルーヴェンでは毎年9月図書館前広場を中心にケルミスがやってくるそうです(ほかの街ではほかの月におこなわれるらしい。(例:リール 11月 ベルギー移住生活さんのブログ情報 http://belgium-yuki.blogspot.jp/2012/11/lier.html)