ルーヴェンで商業映画を見るなら、Kinepolis。ここは所謂シネマコンプレックスです。価格は大人9.00EUR。上映作品はインターネットで検索できます。英語の映画には、フランス語とオランダ語の両方の字幕が付きます。チケットは1階の窓口か自販機で。大人気作品でなければ、そう混雑はしていません。
私たちは、ルーヴェン滞在中に「007 Skyfall」と「アルゴ」をこの映画館で見ました。「アルゴ」は在イラン米国大使館人質事件をモチーフにした映画。2013年アカデミー作品賞にもノミネートされている話題作ですが、何とルーヴェンで見たときは、日本人である私たち以外観客ゼロ。おまけに、映画館はお客が全くいないと勘違いしたのか、上映時間になっても映画が始めてくれない。文句を言ってようやく上映開始したと思ったら、今度は音声がでない。もう一度文句を言ってようやく最初から上映してもらったという次第で・・・。
アメリカ人にとっては英雄譚で、現在のイスラム社会に対する閉塞感のなか溜飲を下げるような題材なのでしょうが、ベルギー人は興味ないってところでしょうかね。日本人である私にもあんまりピンときませんでしたが。まあ、広い映画館で自分だけが観客という日本では考えられないような稀有な経験をできたという意味で、とっても面白かったです。
映画「アルゴ」。写真はアカデミー賞HPから。 http://eiga.com/official/oscar/all.html#a02 |