2012年11月28日水曜日

Antwerp アントワープ 11月

アントワープに行ってきました。毎月最終水曜日はアントワープのいくつかの博物館が無料になります。それを目当てに出かけてまいりました。

<当日のルート>
9:20Leuven→(SNCB)→10:18アントワープ中央駅→(Metro)→チョコレートショップ「Hans Burie」→マイヤー・ヴァン・デン・ベルグ美術館→プランタン・モレトウス印刷博物館→ (Metro) →昼食→ (Metro) →ノートルダム大聖堂→市庁舎→聖ヤコブ教会→ベギンホフ→15:42アントワープ中央駅(SNCB)→Leuven

<アントワープ中央駅>レオポルド2世の命令よって着工された壮麗な駅舎。これを見るだけでもアントワープに来る価値あります。0階にインフォメーションセンターがありますので、ここでアントワープの地図を入手して(無料)、街歩きに出かけましょう。トイレや(有料0.5EUR)大きな荷物を入れられるコインロッカーもあります。

<Metro>
De Lijn(フランダース地区の公共交通機関)運営のメトロ。中央駅から地下で直結しています。市内中心部へは徒歩でも20分くらいですが、今回は地下鉄で行きました。GroenPlaats駅で下車

<チョコレートショップ「Hans Burie」>
サッカー日本代表ゴールキーパー・川島選手がTV番組「アナザー・スカイ」の中で紹介していたアントワープの高級チョコレートショップ。Antwerpen(手を投げるの意)の名前にちなんだ「手」の形をしたチョコやダイヤモンドの形のチョコなどあり、お土産にも適した品揃え。もちろんプラリネもいろいろ。プラリネ4個を購入(
3.85EUR)。
Hans Burie
Gasthuisstraat 3. 2000 Antwerpen.
TEL. +32(0) 3 232 36 88. FAX. +32(0) 3 231 33 49
周辺のショップも皆おしゃれ。ウィンドウ・ショッピングも楽しいエリア。
左 BURIEのウィンドウ 右 インテリアショップのクリスマスディスプレイ
 <マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館>

貴族のマイエル・ヴァン・デン・ベルグ氏の邸宅を改装し彼が蒐集したコレクションを中心に展示。ピーテル・ブリューゲルの「狂女フリート」は必見。ブリューゲル絵画の面白さに惹きつけられました。貴族の館の雰囲気も味わえます。おすすめ美術館。
Museum Mayer van den Bergh
Lange Gasthuisstraat 19 2000 Antwerpen
03 338 81 88 fax +32 3 338 81 99
open from Tuesday to Sunday 10am to 5pm 大人 8.00EUR 
毎月最終水曜日 無料

<プランタン・モレトウス印刷博物館>
活版印刷の工房を保存・展示している博物館。港湾都市として発展したアントワープ。船の運航に欠かせない地図の印刷はこの地の大きな産業でした。古い書物やエッチングの原版などが展示され、また活版印刷工房の様子が保存されていて、当時の様子がよくわかります。工房見学大好きなので、この博物館は個人的にとってもツボでした。2005年世界遺産登録。
参考TV番組:http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards602.html
Museum Plantin-Moretus V
rijdagmarkt 22-23 2000 Antwerpen tel.
+32 3 221 14 50
fax +32 3 221 14 71
Open from Tuesday to Sunday 10:00 - 17:00 大人 8.00EUR 
毎月最終水曜日 無料


<昼食・Korean Restaurant Ariran>
アントワープ中央駅の近くには中華街・エスニック街があります。今回はここで昼食。
Arirang Statiestraat 8, Antwerp TEL03 2322594   
左上:ビビンパ15.00EUR 左下:韓国お惣菜 
右下:Soup with beef, leek, Chinese cabbage and radish 15.50EUR

<トラム>
トラム10番で街の中心に戻ろうと思ったのですが、この日はストライキだったようでいくら待ってもトラムはやってきません。仕方なくメトロ利用。欧州では、突然ストや通行止めなどと直面することがあるので、ひるまず迂回方法を考えなければなりません。日本ではちょっと考えられないことなので、こういう点は疲れますね。

<ノートルダム大聖堂>
言わずと知れた、アントワープの観光名所。「フランダースの犬」「ネロ少年」「ルーベンスの絵」というキーワードで多くの日本人が訪れています。静謐な雰囲気と迫力あるルーベンス絵画を堪能できます。ただ、今回は教会の修復工事中でしたので以前に来た時より味わいが欠けていたかな。ちょっと残念でした。
De Kathedraal Groenplaats 21 2000 Antwerpen 
大人 5.00EUR Tel: 32 (0)3 213 99 51 Fax: 32 (0)3 231 86 17


<市庁舎・市庁舎前広場>
アントワープの名前の由来となったブラボー伝説の像がある市庁舎前広場。ここは良いフォトポイントです。市庁舎内部へは一階の一部分に入れるだけ。残念ながら、ネロ少年が絵画展に落選・落胆したという物語の舞台となった、「市庁舎の階段」を直接見ることは叶いませんでした。
Grote Markt 1, 2000 Antwerpen 03 221 13 33

<聖ヤコブ教会>
ルーベンスが眠る教会。ルーベンスの絵画もあるという。この日は残念ながら非公開でした。

<ベギンホフ>
世界遺産。ベギン会修道院の共同住宅エリア。おしゃれでモダン、活気のあるアントワープの街の中で、タイムスリップしたような中世の趣があふれる一角です。

<SNCB>
アントワープ中央駅からルーヴェンへ。途中、25分も停車して(理由不明)、予定時刻より30分近く遅れてルーヴェンに到着しました。

<ひとこと>
アントワープ王立美術館は2017年まで改装のため閉館中。フランダース絵画の秀作を沢山所有しているので訪れたかったのですが・・・。その点は、とても残念した。冬の寒い一日でしたが、おしゃれで活気ある街並みとブリューゲル絵画と歴史ある建物を楽しむことができました