De Lijnはフランダース地方のメトロ・トラム・バスの運営会社です。Leuvenはもちろん、アントワープやゲント、ブリュージュなどフランダースの都市ならば、同じチケット・同じ方法で各種公共輸送機関を利用できます。
<切符を買う>
De Lijnに乗るためには乗車券を購入します。乗車の時は乗車券に自分で刻印します。トラムなどは運転手の目もないので無賃乗車可能と思いがちですが、時折、抜き打ち乗車券チェックがあります。その時、刻印がないとかなりの罰金を徴収されるようですので、気をつけてください。
<乗車券の種類>
①一回乗車券(Zone1&2 1.20EUR)(Zone3以上 2.00EUR)
②10回 回数乗車券
③1日券
④定期券(1ヶ月、3ヶ月、1年)
など
乗車券はゾーン制になっていて、Leuven市内ならZone1の範囲の乗車券を購入すれば大丈夫です。ただ、ほかの市(ブリュッセルやメッヘレンなど)行きの場合はそれぞれのZoneを確認して購入する必要があります。ちなみに、ブリュッセルに行くには一回券だと2.00EURとなります。
Zone1の回数券は10回分で9.00EUR。1回券よりかなりお得なので、頻繁にDe Lijnを利用される方は購入しておいたほうがいいでしょう。有効期限はありません。
定期券は、Leuven駅のDe Lijnの事務所で購入できます。価格はBuzzy Pazz (6 - 24歳)とOmnipas (25 - 64歳)の2種類。購入の際には、ID(パスポート可)が必要。現住所も定期券に登録するので、居住地が決まってから購入したほうがいいでしょう。ちなみに、定期券の場合、Zoneは関係ありません。私は1年定期券を買って、ルーヴェン以外の街へ行く時もよく利用していました。とても便利でした。
http://www.delijn.be/en/vervoerbewijzen/index.htm
<切符を購入できる場所>
①大きい駅のDe Lijn事務所
②自動販売機(駅やホームなどにある)
③カルフールエクスプレスなどDe Lijn乗車券(回数券)取り扱い表示のある店
④運転手から直接。ただし、直接買うと、乗車賃が高くなります。なので、乗車券は事前に準備したほうがいいです。(例:Zone1の1.20EURが2.00EURになってしまう)
<バスの乗降>
バス停には運行系統「1」「2」などが書いてありますので、自分が乗車するバスを確認します。バスは前方乗車。刻印機にチケットを通して刻印します。遠方に行く場合(ゾーン1以上の場合)運転手に申告します。
降車は後ろの出口から。降りたいバス停の前でボタンを押すのは日本と同じです。ボタンを押すと車内に「STOP」という赤いランプが表示されます。ただし、車内アナウンスはありません。降りる停留所が不安なら、乗車の際バスの運転手に降りたい場所を伝え、運転席の近くに座って教えてもらうようにすると安心です。
<トラムの乗降>
バスとほぼ同じですが、乗車はどの出入り口からでも可。刻印機にチケットを通すことを忘れないように。トラム路線図などは、観光案内所で入手できます。
<刻印機>
バスやトラムの乗降口の近くにあります。乗車後1時間以内なら乗り換えても追加料金はかかりません。その際、刻印機に改めてチケットを通すこと。transitという表示が出て、追加料金はかかりませんが、怠ると無賃乗車とみなされます。チケットは刻印機に通すごとに裏面に残り金額などが印字されます。なお、回数券は複数人数でも使えます。刻印機にカードを人数分だけ差し込めば(2人なら2回差し込む、刻印機に2personsとか表示が出る)OKです。
<De LijnのHP(英語対応)>
Leuvenではバス路線図と時刻表が一応各停留所に貼ってあります(貼っていない場合もある)。ただ、その表示がちょっとわかりにくいところがあって、特に、乗り換えてどこかに行きたい時には、路線がたくさんあるだけに迷います。そんなときHPのRoute Plannerを利用すると便利です。英語対応なので、いきたいところの住所と自宅の住所を入力すると、所要時間や乗り換えポイントなどを示してくれます。土地感のないLeuven以外のフランダースの都市でバスに乗りたい時など、特に利用価値が高いです。http://www.delijn.be/en/index.htm
<バスの迂回路>
日本ではあまりないことですが、Leuvenでは道路工事・お祭りなどのイベントなどでバス路線が別のルートに迂回することが多々あります。特に、Leuven駅からGroot Begijnhofまでのバスルート1番と2番は、市庁舎前のGrote Marktを突っ切る路線なので、イベントがあるたびに迂回措置が取られていました。始めの頃は、そんなこと知らないままバス停に行って「迂回」の表示をみて、慌てて別のバス停まで走ったこともしばしばありました。バス停にはたいていの場合、数日前から迂回に関する告知が貼ってあります(フラマン語)。自分が利用したい日にバスが正規のルートで運行しているか、前もって確認しておくと安心です。
<追加情報>
De LijnのチケットにはSMSチケットというものもあって、携帯から4884にショートメッセージを送ると、60分(1.45EUR)、120分(2.25EUR)の乗車券をゲットできます。運転手から直接乗車券を買うよりは安いので、急にバスに乗ることになって乗車券を用意できなかった時など利便性がありますね。この情報は、公共交通に詳しい方に教えていただきました。ありがとうございました。
また、乗車券には、フランダース地方内とブリュッセル市内交通とのコンビネーションチケットもあります。乗車券や乗り方について、細かく調べると本当にいろいろあって(それもオランダ語で書いてあるので)混乱しますが・・・。何とか上手に利用したいものです。DeLijnのチケット販売オフィスには、詳しい案内のパンフレットがあります。良い情報お持ちでしたらお寄せいだだければ幸いです。
De LijnのチケットにはSMSチケットというものもあって、携帯から4884にショートメッセージを送ると、60分(1.45EUR)、120分(2.25EUR)の乗車券をゲットできます。運転手から直接乗車券を買うよりは安いので、急にバスに乗ることになって乗車券を用意できなかった時など利便性がありますね。この情報は、公共交通に詳しい方に教えていただきました。ありがとうございました。
また、乗車券には、フランダース地方内とブリュッセル市内交通とのコンビネーションチケットもあります。乗車券や乗り方について、細かく調べると本当にいろいろあって(それもオランダ語で書いてあるので)混乱しますが・・・。何とか上手に利用したいものです。DeLijnのチケット販売オフィスには、詳しい案内のパンフレットがあります。良い情報お持ちでしたらお寄せいだだければ幸いです。