2012年4月30日月曜日

De Lijn (デ・レーン/デ・レイン) の乗り方


De Lijnはフランダース地方のメトロ・トラム・バスの運営会社です。Leuvenはもちろん、アントワープやゲント、ブリュージュなどフランダースの都市ならば、同じチケット・同じ方法で各種公共輸送機関を利用できます。

<切符を買う>
De Lijnに乗るためには乗車券を購入します。乗車の時は乗車券に自分で刻印します。トラムなどは運転手の目もないので無賃乗車可能と思いがちですが、時折、抜き打ち乗車券チェックがあります。その時、刻印がないとかなりの罰金を徴収されるようですので、気をつけてください。
<乗車券の種類>
①一回乗車券(Zone1&2 1.20EUR)(Zone3以上 2.00EUR) 
②10回 回数乗車券
③1日券
④定期券(1ヶ月、3ヶ月、1年)
など
乗車券はゾーン制になっていて、Leuven市内ならZone1の範囲の乗車券を購入すれば大丈夫です。ただ、ほかの市(ブリュッセルやメッヘレンなど)行きの場合はそれぞれのZoneを確認して購入する必要があります。ちなみに、ブリュッセルに行くには一回券だと2.00EURとなります。
Zone1の回数券は10回分で9.00EUR。1回券よりかなりお得なので、頻繁にDe Lijnを利用される方は購入しておいたほうがいいでしょう。有効期限はありません。
定期券は、Leuven駅のDe Lijnの事務所で購入できます。価格はBuzzy Pazz (6 - 24歳)とOmnipas (25 - 64歳)の2種類。購入の際には、ID(パスポート可)が必要。現住所も定期券に登録するので、居住地が決まってから購入したほうがいいでしょう。ちなみに、定期券の場合、Zoneは関係ありません。私は1年定期券を買って、ルーヴェン以外の街へ行く時もよく利用していました。とても便利でした。
http://www.delijn.be/en/vervoerbewijzen/index.htm

<切符を購入できる場所>
①大きい駅のDe Lijn事務所
②自動販売機(駅やホームなどにある)
③カルフールエクスプレスなどDe Lijn乗車券(回数券)取り扱い表示のある店
④運転手から直接。ただし、直接買うと、乗車賃が高くなります。なので、乗車券は事前に準備したほうがいいです。(例:Zone1の1.20EURが2.00EURになってしまう)

<バスの乗降>
バス停には運行系統「1」「2」などが書いてありますので、自分が乗車するバスを確認します。バスは前方乗車。刻印機にチケットを通して刻印します。遠方に行く場合(ゾーン1以上の場合)運転手に申告します。
降車は後ろの出口から。降りたいバス停の前でボタンを押すのは日本と同じです。ボタンを押すと車内に「STOP」という赤いランプが表示されます。ただし、車内アナウンスはありません。降りる停留所が不安なら、乗車の際バスの運転手に降りたい場所を伝え、運転席の近くに座って教えてもらうようにすると安心です。

<トラムの乗降>
バスとほぼ同じですが、乗車はどの出入り口からでも可。刻印機にチケットを通すことを忘れないように。トラム路線図などは、観光案内所で入手できます。

<刻印機>
バスやトラムの乗降口の近くにあります。乗車後1時間以内なら乗り換えても追加料金はかかりません。その際、刻印機に改めてチケットを通すこと。transitという表示が出て、追加料金はかかりませんが、怠ると無賃乗車とみなされます。チケットは刻印機に通すごとに裏面に残り金額などが印字されます。なお、回数券は複数人数でも使えます。刻印機にカードを人数分だけ差し込めば(2人なら2回差し込む、刻印機に2personsとか表示が出る)OKです。

<De LijnのHP(英語対応)>
Leuvenではバス路線図と時刻表が一応各停留所に貼ってあります(貼っていない場合もある)。ただ、その表示がちょっとわかりにくいところがあって、特に、乗り換えてどこかに行きたい時には、路線がたくさんあるだけに迷います。そんなときHPのRoute Plannerを利用すると便利です。英語対応なので、いきたいところの住所と自宅の住所を入力すると、所要時間や乗り換えポイントなどを示してくれます。土地感のないLeuven以外のフランダースの都市でバスに乗りたい時など、特に利用価値が高いです。http://www.delijn.be/en/index.htm

<バスの迂回路>
日本ではあまりないことですが、Leuvenでは道路工事・お祭りなどのイベントなどでバス路線が別のルートに迂回することが多々あります。特に、Leuven駅からGroot Begijnhofまでのバスルート1番と2番は、市庁舎前のGrote Marktを突っ切る路線なので、イベントがあるたびに迂回措置が取られていました。始めの頃は、そんなこと知らないままバス停に行って「迂回」の表示をみて、慌てて別のバス停まで走ったこともしばしばありました。バス停にはたいていの場合、数日前から迂回に関する告知が貼ってあります(フラマン語)。自分が利用したい日にバスが正規のルートで運行しているか、前もって確認しておくと安心です。
<追加情報>
De LijnのチケットにはSMSチケットというものもあって、携帯から4884にショートメッセージを送ると、60分(1.45EUR)、120分(2.25EUR)の乗車券をゲットできます。運転手から直接乗車券を買うよりは安いので、急にバスに乗ることになって乗車券を用意できなかった時など利便性がありますね。この情報は、公共交通に詳しい方に教えていただきました。ありがとうございました。
また、乗車券には、フランダース地方内とブリュッセル市内交通とのコンビネーションチケットもあります。乗車券や乗り方について、細かく調べると本当にいろいろあって(それもオランダ語で書いてあるので)混乱しますが・・・。何とか上手に利用したいものです。DeLijnのチケット販売オフィスには、詳しい案内のパンフレットがあります。良い情報お持ちでしたらお寄せいだだければ幸いです。


ベルギー入国後の手続き(1)

ベルギー人ではない私たちがLeuvenで生活を始めるためには、様々な事務手続きが必要です。その手続きは複雑で、時間もかかるので、大抵の日本人はうんざりさせられることとなります。この煩雑な手続きを経験することが、ベルギー暮らしの洗礼といったところでしょうか。進捗状況もわからず、なかなか進展しない手続きにイライラさせられることも多々ありますが、Leuven市役所はゆっくりながらも確実に作業しているようなので、あまりカリカリせずに気長に待ちましょう。(でも時には、市役所に直接出向いてプッシュすることも必要かも。担当者が変わって急に手続きが進んだりしますので。この適当さ加減がまさにベルギー的ですが・・・)

ご注意!手続きのプロセスは随時変更される可能性があるので、必ずご自身で関係機関にご確認ください!!また、ベルギーでは居住地域毎に手続き方法や応対が違います。さらに、担当者によって異なった対応をされることもしばしばあります。したがって、当ブログの情報はあくまで参考情報のひとつとなさっていただくよう、切に、お願い申し上げます。
当ブログの情報だけを信用して手続きをおこなって何らかの不備が生じたとても、当ブログとしては責任を負いかねます。その旨ご理解いただいたうえで、お読みいただくようお願い申し上げます。

 <ベルギー入国後の手続き概略>
・居住先の決定 (我が家は日本出国前に住むところが決まっていました)
・ID申請・取得
・携帯電話購入
・銀行口座開設・引越し荷物の搬入
・日本大使館で在留届提出
・運転免許証の翻訳依頼・運転免許証書き換え
・テレビ・インターネット契約(Begijnhofでは自分で契約する必要はありませんでした。ただ、インターネット利用は、パスワードをアクティベートしてもらう必要がある)
2012年現在 市の主だった業務がおこなわれている市役所庁舎。Leuven駅のすぐ横にあります


2012年4月29日日曜日

ベルギー入国後の手続き(2) ID申請・取得

ベルギーに到着して何よりもまず初めにしなければならないことは、IDの申請です。日本で発給してもらったビザにも「入国後8日以内に居住地の役所に赴いてID申請をすること」と書かれています。
IDはベルギーでの身分証明となるばかりでなく、船便の通関にも必要なものですのでなるべく早く入手したいものです。しかし、多くの方が嘆いているように、その手続きは実に悠長なもので、入手には2ヵ月近くかかったという情報も散見されます。ここでは、我が家の経緯を記しておきたいと思います。
ちなみに、ID申請はベルギーでの居住地が決まっていることが前提となります。居住地が決まる前に申請することも可能ですが、最初に登録した住所から別住所へ移ると改めて新住所への変更手続きが必要となります。ID登録は8日以内とビザには書かれていますがそのへんは多少融通が効くようですので、日本出国前に居住地を決定できない場合は、アパート探しとID登録のどちらを優先するか、ケースバイケースで考えてください。当家の場合は、Groot Begijnhofの入居が決まっていましたので、入国翌日にID登録の手続きを開始しました。
なおID手続きには様々な書類や写真が必要となります。忘れると二度手間になるので日本でビザ申請時にそろえた書類はすべて市役所にもっていくことをおすすめします(私たちも、必要書類を持っていくのを忘れて、あわてて家に取りに戻ったことがありました…)。

<ID申請の流れ>
①市役所でID申請の申し込み。bijlage15の発行。
②警察官の居住地訪問。
③市役所からID登録日の呼出状 (黄色いハガキ)。
④市役所でID登録。bijlage15返却。
⑤船便を通関させるための書類発行。
⑥市役所からIDカード発行のお知らせ手紙が届く。
⑦IDカード取得。

①市役所でID申請の申し込み 
(必要書類)パスポート・写真・居住地証明(アパートの契約書など)
ID申請は、Leuven駅に隣接ているLeuven市役所でおこないます。以前は街の中心にある市庁舎(石のレースと言われているLeuven観光の目玉)で行なっていたようですが、現在では主だった業務は近代的な市役所の方で行われているようです。ちなみに、Leuvenでの公的手続きはすべて英語でおこなうことができます。
市役所に入ると受付があるので、そこでID申請の申し込みに来たこと(初めて来たこと)を告げると、受付番号の書かれた紙を渡してくれます。

指定されたゾーンで自分の番号が呼ばれるまで待ちます。私たちは3月末に入国したので窓口はさほど混雑していませんでしたが、大学の新学期が始まる9月前だとかなり待たされるという話も聞きました。
自分の順番が来たら、持参した書類を提出して申し込み手続きをします。この手続きはあくまで「ID申請をするための申し込み」であって、「ID申請」そのものではありません。後日正式にID申請をするための、これが「第一歩」というところでしょうか。
この際、「ID申請の申し込み中であることの証明書(bijlage15)」も発行してくれます。この書類があれば、ID取得前に銀行口座開設することができますので、ぜひその場で発行を依頼しましょう(無料)。なお、夫婦共有口座を開設したい場合は、二人それぞれの(bijlage15)書類が必要になります。この書類を発行するためには写真がそれぞれ3枚なので、忘れずにもっていきましょう。
(2018年追記)2018年現在、ID申請には事前予約が必要になりました。インターネット経由で予約できます
詳しくは以下のサイトへ。
https://www.leuven.be/openinghours#fcid-9372

②警察官の居住地訪問。
申し込みから10日前後で警察官が自宅を訪問してきます。申請者が本当にその場所に住んでいるかを確認するためです。運よくその際自宅にいれば、警察官がその場で作成した書類に各自サインしてこのプロセスは終わります。不在だった場合は、警察官からのメッセージが残されているそうです。指定された日時にそれを持って警察署を訪れ書類にサインすることになるようですが、我が家は警察官が訪問したとき在宅していましたのでこのプロセスの必要はありませんでした。警察官は2度手間を避けるため家族全員が在宅していそうな時間(夜や週末)に来るという話も聞きました。実際我が家の場合も、土曜日の朝10時頃やってきましたし…(あくまで噂ですので未確認)。いずれにしても不在の場合、警察署への出頭指定日が訪問日の1週間後くらいになるらしいのでID取得が先送りになることになってしまいます。ここは運が作用するところですね。

(2018年追記)現在では、警察の訪問はスキップされて手続きが進むようになったようです(未確認)。情報お持ちも方はお知らせ下さい

③市役所からID登録日の呼出状 (黄色いハガキ)。
警察官の自宅訪問から約一週間後に黄色いハガキが届きます。これが、正式のID登録のためのアポイントメントとなります。ハガキには期日が指定されていますので、その日がどうしても都合がつかなければ別の日に変えてもらうこともできるようです。


④市役所でID登録。bijlage15返却。
⑤船便を通関させるための書類発行。
黄色いハガキと指定された書類を持って、市役所に赴きます。この際、市役所の受付に行く必要はありません。ハガキに書いてある窓口に直行して手続きしてもらいます。(ただ私たちの場合、指定された日時に行ったにもかかわらず、担当者が不在で30分あまり待たされました。その後、別の窓口に誘導されID手続きをしてもらいました。指定期日に担当者が不在というのは、何というか、まあ、ベルギーらしいというか…)
自分の個人情報を入力してもらい、写真などを提出して、電子IDの作成の手続きも同時におこない、ID申請手続きは完了となります(手続き料14.5ユーロ/一人)。
なお、この際「ID申請の申し込み中であることの証明書(bijlage15)」は返却します。さらに我が家の場合、船便の通関に市役所発行の証明書類が必要だったので、その書類作成もこの場で依頼しました(5ユーロ)。この書類は即日発行してくれました。

⑥市役所からIDカード発行のお知らせ手紙が届く。
IDの正式登録手続きをしてから2週間くらいで電子IDが完成した旨の手紙が届きます。中にpinコードが書いてあります。特に指定日などはありませんので、都合の良い日にIDを取りに行きます。
 

⑦IDカード取得。
④の手続きを終えた際渡される紙(領収書付き)と⑥の封筒を持って、市役所に行きます。受付でIDを取りに来た旨を伝えると、それまでのCカウンターではなく、Dカウンターに行くよう指示があります。そこで、電子IDを渡されて、ID申請は終了です。長い手続きが終わって気が抜けたようになりますが…。
とにかくこれで、ベルギーでの居住許可がおりて、無事ベルギー市民として暮らしていけることになります。
よかったよかった。

この際、運転免許の書き換えが必要な場合、申請しておくこと(後述)。

ちなみに、電子IDは常時携帯する義務があります。なお、ID登録してからしばらくすると、ルーヴェン市役所から「市庁舎での新住民説明会」の招待状が届きます。新住民にルーヴェン市のことなど紹介してくれる集いです(別項参照)。

2012年4月28日土曜日

ベルギー入国後の手続き(3) 携帯電話購入

携帯電話は、通信契約して利用するもの(日本の携帯電話と同じシステム)とプリペイド式のもの、どちらを購入することも可能です。日本のように携帯端末と通信会社が一体化しているわけではないので、好きな端末を購入したうえで、通信会社を選ぶことができます。身分照会等細かいことは言われず(パスポート(ID)は見せたかな?ちょっと忘れてしまいましたが)、すぐ購入できました。
街中には多くの携帯ショップ(PhoneHouseなど)やFNAC(フランス系PC・IT機器販売店)などがあります。我が家は1年間という期間限定の滞在でしたので、携帯ショップでプリペイドのものを購入。携帯端末40ユーロ程度、通信会社はBASEを選んで、SINカード20ユーロ程度(15ユーロ分の通話料込み)。設定のことはよくわからなかったので、とにかく使えるようにと店員さんにお願いしてやってもらいました。即日利用できるようになりました。通話料のチャージも街の携帯ショップで「BASE利用者ですが、○○ユーロ分チャージしたい」と頼めば、店員さんが簡単に手伝ってくれます。

2012年4月27日金曜日

ベルギー入国後の手続き(4) 銀行口座開設

ID申請をし、携帯電話を入手すれば、次に銀行口座の開設が可能になります。
ベルギーではこうした手続きをしようとするとき、まず、アポイントメントを取ることが必要です(運良く担当者の時間の都合がつけば飛び込みでも応対してもらえるようです)。 Leuven市内にもいくつか銀行の支店がありますので、口座開設しようと思う銀行で、まずアポイントメントを取ります。
私たちは、Fortis Bank Leuven Centrumで口座を開設しました(Groot Begijnhofの家賃振込先がこの銀行だったので)。 指定日時に必要書類(パスポート、各自のbijlage15)を持って支店の受付に行くとオフィスに案内されます。そこで担当者に口座開設手続きを頼みます。
日本人の短期滞在者は基本的に「当座預金」を開設することになると思いますが、この口座には利息は付きません(利息のつくSaving Accountもあります。こちらは口座維持費無料。当座預金と同時に開設することも可能)。夫婦での共有口座の扱いも可能です(ATMカードをそれぞれに発行してもらえる)。なお、この口座には維持費として月額3.1ユーロ掛かります(2012年春)。個人情報を入力してもらうと、その日の手続きは終わりです。
その際渡される控えの書類に銀行コードと口座番号(「IBAN CODE」 と「BIC CODE」)が書かれていますので、これで日本からの送金や給与振込の手続きも可能となります。
なお、銀行のPCバンキング(後述)を「英語」で利用したい場合は、ここで登録のお願いをしておくと便利です。私たちは、「英語」で登録できることを知らず、PC上でずっと蘭語と格闘していたのですが、3ヶ月後に銀行へ行った際、英語登録できると言われてあわてて登録変更したのでした。口座開設した際、私たちが蘭語を一切話せないのはわかっただろうに…。「最初に英語で登録できるって教えてよ~~~!」と思ったものです。

1週間後くらいにPINコードの書かれた手紙が来るので、それを持って銀行の受付へ行きます。そこでバンクカード(ATMカード)が渡され、銀行での手続きは終わりとなります。
ちなみに、PINコードはATM操作で自分の好きな数字にかえられます(ATMは英語対応)。ちなみに、このバンクカードは日本でいう「デビット機能」をもっている(「バンコンタクト」と呼ばれています)ので、主だった小売店で利用できます。銀行から即日決済されて残高の確認も容易ということもあり、クレジットカードよりも気軽に広く利用されている様子でした。

PCバンキングも便利な機能です。自宅のPCで残高確認や振込などができます。ここでは、FortisBankのPCバンキングでの残高照会の方法も紹介しておきます。
①銀行のHPから、pcバンキングのページに飛び、必要事項(利用者番号・口座番号など)を入力する(英語対応有り)。
②銀行で渡される電卓のような機械(写真)に自分のバンクカードを差し込む
③PC画面上にある任意の数字(8桁)と自分のPINコードをこの機械に入力する
④機械の画面に別の数字(8桁)が現れるので、それをPC画面に入力する自分の口座のページに飛ぶので、ここで残高や利用金額・日時の確認ができます。残高確認はこれが便利です。
銀行の営業時間
銀行に限りませんが、ベルギーの公的機関には一般的に昼休み休憩があります。午後の業務は2時頃から始まることが多いです。木曜日は午前中休業で午後に始業し夕方遅くまでオープンしている場合が多いので、勤務などの都合で日中行けない場合はこの日を利用することができます。営業時間の詳細は、HPに記載されています。

銀行でのID登録について。
ベルギー入国後すぐ銀行口座を開設すると、ID登録として利用する正式書類はパスポートになると思います。ただ、このIDはあくまで「仮」のもので、正式なベルギーでのIDカードが発給された後、改めて銀行で正式なID登録が必要となります。
私たちは、この説明を口座開設の際受けていなかったので、口座開設から3ヶ月経ったある日、突然自分の口座がブロックされて使えなくなってしまい(バンクカードも口座からの預金引き出しもできなくなった!)、大変困ってしまいました。知らない間に仮IDの期限が切れていたわけです。翌営業日に慌てて銀行に行ったら、「ID再登録してないからよ」とシレっと言われてまたびっくり。そんな重要な手続きが必要なら、「最初にちゃんと念をおしてよ~~~!」と思ったのでした。

2012年4月26日木曜日

ベルギー入国後の手続き(5) 運転免許関係

<日本大使館で在留届提出・運転免許証の翻訳依頼>
日本国民が国外に3ヶ月以上滞在する場合、在外公館に在留届を出す必要があります。在ベルギー日本大使館の場合、在留届はインターネットでも手続きできるようですが、私たちの場合、運転免許証を日本のものからベルギーのものに書き換えする必要があったので、直接ブリュッセルにある日本大使館に足を運びました。日本大使館でその旨告げると、手続きの方法を教えてくれます(もちろん日本語で)。
運転免許証の翻訳には1週間程度かかるので、再び、大使館に赴いてこれを受取ります。その際14.5ユーロの翻訳料がかかります。

<運転免許証書き換え>
必要書類 大使館での翻訳書類、日本の免許証、ID、パスポートと写真2枚

運転免許の書き換え申請は、IDカードが交付された際、同時に行なうことができます。ルーヴェン市の場合、日本の運転免許証と交換でベルギーの運転免許証が発行されます。日本の免許証はルーヴェンの市役所に預ける形になります。(希望者はブリュッセルの日本大使館預かりという形にもできますが、私たちはルーヴェン市に預けました。ルーヴェン市での管理はちゃんとしていましたし、帰国の時もすぐ返してもらえました)
申請から3から4週間で免許証が発給されるとのことでしたが、実際は5週間かかりました。申請後、手続きが完了した旨の手紙が市役所から届きますのでそれを持って市役所へ行くとベルギーの免許を発給してくれます。

なお、ベルギーの免許はヨーロッパ全域で有効ですが、他の大陸(アメリカなど)へ行く場合は国際免許が必要となります。また、日本に一時帰国して運転をしたい場合は、預けてある日本の免許とベルギーの免許を交換しなければなりません。

本帰国の際は、市役所でベルギーの免許を返還し、日本の免許を返してもらうことを忘れないように。

<ベルギーでの自動車の運転について>
以上書いてきたように、ベルギー長期滞在者が実際にベルギーの運転免許を入手するためには、信じられないような長い時間がかかります(最短でも2ヶ月くらい)。長期滞在者は、ID申請中はベルギー内での国際免許での運転は認められてはいませんが、念のため日本で国際免許を入手して、持ってきてはおきました。
ちなみに、ベルギー(欧州)では、マニュアル車が一般的です(9割くらいマニュアルらしい)。日本のAT限定免許では、もちろんこちらでも、マニュアル車を運転することはできません。レンタカーにはAT車もあります。カーシェアリング(Cambio)では電気自動車(三菱アイミーヴ)だけが、ATですがこの車は一回のレンタルで20kmまでしか走行できないので、あまり遠出することはできません。駐在の方たちは、AT車を探して購入されている方もいらっしゃるようです。
また、運転ルールには「右方優先」など、ベルギー独特のルールもあります(「ベルギー生活便利帳」に詳しい)ので、私たちもとても緊張して運転しています。

2012年4月25日水曜日

ベルギー入国後の手続き(6) その他

<引越し荷物の搬入(ヤマト運輸・海外パックの場合)>
①ベルギー入国後に担当者に連絡
②市役所から書類を入手、PDFファイルで事務所に送付(通関手続き依頼)
③期日を相談して荷物を搬入してもらう。日本人の方が担当でしたので、手続きは簡単。ルーヴェン市役所から書類さえ発行してもらえれば、すぐ荷物の搬入をしてもらえました(物品の破損もありませんでした)。

<テレビ・インターネット契約>
 KULeuvenの宿舎であるGroot Begijnhofにはこれらを自分で契約する必要はなかったので、手続き方法についてはよくわかりません。街中にあるBelgacomやTelenetで契約するようですが…。
なお、Begijnhofでは、備え付けのテレビは即日見ることができましたが、インターネットを利用するためには、KULeuvenのIDカードを発行してもらった後、パスワードをアクティベートしてもらう必要がありました。BegijnhofでのIDとパスワードと、KULeuven大学内で利用できる(WiFi/campusnet) IDとパスワードは異なるものなので、確認が必要です(所属学部の担当者に聞く)。

2012年4月24日火曜日

ベルギー入国後の手続き(7) 参考

<(参考)ベルギー入国後の動き>

3月27日ベルギー入国。Groot Begijnhof入居。
3月28日午前中、ルーヴェン市役所にID申請。ID申請中の証明書(bijlage15)を発行してもらう(写真3枚)。午後、銀行口座手続きのためのアポイントメントを取る(翌日14時の面談予約)。街の電話販売店でプリペイド式携帯電話1台購入。
3月29日 午前中、KU LeuvenのHuman Resource担当者とmeeting。KU Leuvenのスタッフカードをもらう、ルーヴェンで暮らすにあたっての情報を得る。 14時、bijlage15をもってFortis Bank Leuven Centrum支店に銀行口座開設の手続きに行く。口座開設。
3月30日ブリュッセルの日本大使館。在留届・在外選挙登録・免許証の翻訳依頼。
4月2日Groot Begijnhofの自宅のインターネット開通(大学の担当者にactivateしてもらう)。
4月3日銀行からATMカードのpinコードの書かれた手紙(受け取り票)が郵便で届く。
4月4日銀行にカードを受け取りに行くが、まだ支店にはカードが届いていなかった。市役所にゴミ袋(一般ゴミ用(大)20EUR、(小)10ユーロ10枚分)を買いに行く(街のスーパーでも売っている)。配偶者用にプリペイド式携帯電話をもう一台購入。
4月5日改めて銀行へ行き、ATMカードを受け取る。自分のpinコードをATMで入力。
4月7日(土) 午前10時半頃 警察自宅に来訪、書類にサイン。
4月11日市役所に引越し荷物のための書類を発行依頼に行くが、まだID登録前なので無理と言われる。
4月13日黄色いハガキ(市役所からのID登録日の呼出状)が来る。
4月18日日本大使館に免許証の翻訳を取りに行く(35ユーロ・二人分)
4月20日午前9時~10時 市役所にID登録手続き(写真3枚)・引越し荷物のための書類発行。引越し業者(ヤマト運輸)にこの書類を送付(pdf)。
4月23日船便到着(航空便はEMSで送付したのに未着のまま)
5月4日 ID完成のお知らせ手紙が届く 5月9日 IDを取りに市役所へ。同時に免許の書き換えの手続き。
6月14日 ベルギー運転免許証発給(写真2枚、一人16EURO)
6月29日 銀行口座の仮ID(日本のパスポート)期限。ベルギーのIDでの再登録。

2012年4月18日水曜日

自家用車

ルーヴェンでの移動手段をどうするか。
自家用車、自転車、バス、などなど悩んだ挙句、我が家はバスの定期券とカーシェアリングで1年間を乗り切ることにしました。なので、自家用車については調べていないので詳しいことは、わかりません。ごめんなさい。日本人の方から引き継いで購入される方、カーディーラーから購入される方、いろいろいるようです。
こちらでは、マニュアル車が一般的ですが、日本人の方はAT車を探して購入される方も多いようです。

2012年4月17日火曜日

自転車

ルーヴェンでの移動手段の中で、最も一般的なものは自転車でしょう。学生さんが、街の中やArenbergキャンパスの中を我が物顔に飛ばしていく姿をよく見かけます。

KULeuvenには「Velo」という自転車レンタルシステムがあって、年間何ユーロかデポジットと賃借料を払って中古自転車を使うことができるようになっています。Veloでは自転車の修理などもおこなっています。また。KULeuvenのスタッフなら、KULeuven所有の自転車を借りることもできるようです。Veloに関する詳細は、こちらのアドレスをご参照ください(英語ページ)。
http://www.kuleuven.be/velo/_eng/index.htm

ちなみに、ブリュッセルやアントワープをはじめ、欧州の主要都市では自転車の一時レンタルシステム(velo)が整備されています。このシステムは、旅行者でも気軽に利用できるもので大変便利であるうえに、今注目のエコにも貢献できるということでかなり好評なシステムです。ただ、残念ながら、ルーヴェンには今のところこれは整備されていません。一日も早い設備の導入が待たれます。
ブリュッセルのレンタル自転車システム(villo)のHPはこちらをクリック
アントワープ観光局のveloに関する情報ページはこちらをクリック
写真はルクセンブルグのVelo
なお、Leuvenは比較的治安のいいところですが、自転車に関しだけは非常に盗難が多いそうです。ひどい時は、サドルだけ、ハンドルだけ盗まれたりするそうです。新しい自転車の価格は500EURくらいするらしく、1万円くらいでママチャリの買える日本の状況とは違います。新車は狙われやすため、わざと古い自転車(Velo)に乗ることもあるようです。

2012年4月16日月曜日

STIB ブリュッセル市内交通

ブリュッセル市内を走る、メトロ・プレメトロ(トラム車両が市内中心部では地下を走る)、トラム・バスなどを運営するSTIB(仏語)/MIVB(蘭語)。
バスやトラムの乗車方法は、De Lijnとほぼ同じです。ただ、STIBのメトロの駅には改札機があります。以前はメトロにも改札はなく、刻印機が置いてあるだけだったのですが、不正乗車・メトロ内でのスリや強盗などの犯罪増加をうけて、ブリュッセル市内の多くの駅で改札が設けられるようになりました(一部の駅はまだ改札がない場合もあり)。改札は入場の時には乗車券が必要ですが、下車するときには何もしなくても改札機の扉が自動であきます。
乗車券の購入場所ですが、駅やトラムのホームなどに乗車券の自動販売機があります(英語対応アリ)。また、大きな駅にあるSTIBの窓口やもKIOSKでも購入できます。ちなみに、DeLijnではまだ導入されていませんが、STIBにはICチップ入りの乗車券(MOBIB)があり、頻繁に利用する方はこちらの方を購入されているようです。

STIB詳しい利用の仕方は、下記のサイトをご参照ください。
http://www.stib.be/index.htm?l=en


2012年4月14日土曜日

ラーケン王宮温室 春の特別公開

ラーケン王宮はベルギー王族の居住地です。ブリュッセルの中心にある王宮の方は夏休み期間、一般公開されるのですが、ラーケン王宮は私生活空間ということで建物内部は一切公開されていません。ただ、日頃は王族が国賓・公賓の接待などに利用されている温室だけは、花の美しい毎年4月下旬-5月国民一般に公開され、多くの市民を楽しませてくれます。手入れの行き届いた花々ももちろんですが、ガラス張りのアールヌーヴォー建築の温室の建物自体もここの見どころ。また、ラーケン王宮の敷地のすぐ近くにある日本館(五重塔)を借景にした庭園の趣も日本人にとっては面白い景観でした。おすすめイベントです。

 <温室へのアクセス・ブリュッセル北駅から>
 往路:ブリュッセル北駅→Araucariaトラム3番
 復路:BRUSSEL KONINKLIJKE SERRES(王宮前バス停)→Lijnバスの230番(30分くらい)→ブリュッセル北駅。
行きはトラム利用。トラムの駅から温室の入口までは徒歩15分くらい。パリ万国博覧会で展示されていた日本館(五重塔)・中国館を移築した博物館の横を抜けて温室の出入り口にたどり着きました。帰りは、温室の出入り口の真ん前にバス停があることを発見したのでこちらを利用。直通で北駅まで行くので便利でした。ルーヴェンから行く場合、ブリュッセル北駅乗換・DeLijnバス利用の方がベターという印象です。
ちなみにSTIB(ブリュッセル市営バス)を利用した場合どうなるかをインターネットで調べたところ、ベルギー国鉄駅GARE BOCKSTAELからBRUSSEL KONINKLIJKE SERRES(仏語のバス停名はSerres Royales)まで53番のバスで5分位みたいです。でも北駅から直通ではないのでLeuvenからだとこのルートは不便かな。なお、自家用車の駐車場も出入り口の正面にありました(料金等不明)。

<見どころ>
アールデコ調の建築意匠と南国風の植物など珍しい植裁がみどころ。さらに広大な庭と借景となっている日本の五重塔のコントラストは、奈良の猿沢池越しに見る興福寺の五重塔を思い出させる日本趣味を感じます。周りのベルギー人にもその美しさがわかるようで、しきりにシャッターを切っていましたよ。親日国だなぁと感じさせる一幕でした。さらに、温室の中に咲く様々な花を堪能できます。

<プチ情報>
全部見終わるまで、2時間弱はかかります。外の庭園も美しいのでやっぱり天気の良い日がおすすめ。ガイドパンフレットは有料(1EUR)。トイレは入口付近にあります。

<概要>
休館日:月曜日 入場料:2.50EUR(18歳未満無料)
住所 : Avenue du Parc Royal, 1020 Laeken
URL : http://www.monarchie.be/

五重塔が借景
ガラスと美しい曲線を描く鉄枠のアールヌーヴォー様式の温室
花のプロムナード

2012年4月11日水曜日

自転車レース in Leuven

ベルギーの国民的スポーツ、自転車レースがルーヴェン市内でおこなわれていました。ベルギーのセミクラシック、ブラバントス・パイルというレースだそうで、ルーヴェンを12時半頃スタート、オーベレルエイセまで約200kmを走りきるクラッシック・レースだそうです。(自転車レースのこと全く知らないので、このレースがすごいのかどうなのか、ちんぷんかんぷんですが)。とにかく一流のプロサイクリストとサポート部隊が図書館前広場に集合。それを観戦すべく大勢のファンが集まっていました。
ルーヴェンでの自転車レースは、この日の他に2回(6月と9月)見かけました。多くの市民がこれらのレースを待ちわびて興奮しながら応援している姿が印象的でした。
参考URL:wikipedia
公式URL:http://www.debrabantsepijl.be/en/elite-men

2012年4月8日日曜日

復活祭 Pasen

今日は復活祭(英語:easter フラマン語:Pasen)! カトリックの祝日。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日と決められていて、毎年日付が変わる移動祝祭日です。これは、十字架にかけられたキリストが3日後に復活したという故事に基づく祝日となります。キリスト教の教義において、この「キリストが復活した」という部分が信仰の根幹にあるようで、カトリックでは最も重要な祝日と位置づけられています。キリスト教国ではない日本ではその部分はあまり知られていませんが、復活のシンボルである卵やイースターうさぎなどを思い浮かべる方は多いと思います。
もちろん宗教的祝日ではあるのですが、この日は、欧州の長く暗く寒~い冬が終わり、ようやく春を迎える、そんな喜びに満ちたターニングポイントとも受け取られているようです。街中のショーウィンドウは2月終わり頃から復活祭をイメージした飾り付けで溢れています。そのキラキラとした飾り付からも、ようやく春を迎えられる、ウキウキしたベルギー人の心がうかがえます。
ピエールマルコリーニのイースターエッグ・チョコ
大きなイースターバニーもルーヴェンの雑貨店の軒先に置いてありました

2012年4月7日土曜日

Namur ナミュール 4月

まだまだベルギー生活に慣れない中、立ち寄ったナミュール。ベルギー7大秘宝も見られなかったし、機会があればもう一回行きたいな。
http://www.belgium-travel.jp/wallonia/namur.html

<ナミュール駅>
ブリュッセルからICで一時間くらい。駅前からバスが出ています。シタデル方面には歩くと20分くらい。
ナミュール駅
<シタデル>
ナミュールのランドマー城砦(シタデル)。麓からミニ観光バスで(有料)頂上にあるシタデルにアクセスできます。ハイキング感覚で徒歩で登ることもできます。上から眺めると、ムーズ川とサンブル川が合流しているこの地点が、戦略上重要なポイントであることがわかります。私が訪れた日は残念ながら雨でしたが、晴れている日ならムーズ川クルーズなども楽しめます。
シタデル
シタデルからの眺め(ムーズ川とサンプル側の合流点)


 <ランチ >
タイレストラン Phat Thai
46 rue des Carmes, Namur 5000, Belgium
ミックスミートフォー ビーフグリーンカレー+ドリンクで30EURくらい(英語メニュー有り)






2012年4月2日月曜日

Antwerp アントワープ4月

早春のアントワープへ出かけました。

<当日のルート>
9:35Leuven(SNCB)→アントワープ中央駅→(Metro)→ノートルダム大聖堂→昼食→ (徒歩) →ショッピング→アントワープ中央駅(SNCB)Leuven

<アントワープ中央駅> 
アントワープ観光の起点は中央駅から。壮麗な建築に圧倒されます。

<ノートルダム大聖堂>
アントワープの観光の目玉。ネロとパトラッシュの物語は日本人に大人気。多くの団体観光客が訪れていました。



<昼食/Brasserie Appelmans
ノートルダム大聖堂近くのレストランでランチ。
Brasserie Appelmans
Papenstraatje 1, 2000 Antwerpen

左上Antwerps stoofvlees 16.50 左下Appelmans Lunch 13.00  右上Linguini Lunch 16.90

飲み物は、  Maes Pils 2.60 De Koninck 2.80  CocaCola 2.50 グラスワイン(Saving Blanc Glas)€3.80 
雰囲気もサービスも良いお店でした。おすすめ。            

<市庁舎・市庁舎前広場>
アントワープの街の名前は、巨人アンティゴーンと英雄ブラボーの伝説からついたものだとアントワープ人に教わりました。アンティゴーンは通航する船に課金し、逆らう者には手を切り落としてしまうという悪行をおこなっていました。それに怒ったブラボーはアンティゴーンをやっつけて、彼の手を切り落としてスヘルデ川へと投げ捨てたのです。この伝説にちなんで、フラマン語(hand 手 + werpen 投げる)からAntwerpenと名付けられたとか。街のお菓子屋さんでは、これにちなんで手の形をしたクッキーやチョコレートが売っています。アントワープのビール、De Koninckにも「手」のイラストがついていますよ。
ブラボーの像。今まさに「手」を投げようとしているところ。足元にアンティゴーンを踏みつけています。
<ショッピング>
おしゃれの街・アントワープには素敵なショップが沢山。見て回るだけでも楽しい街です。この日は土曜日だったのでどこも混雑していました。こういう日は、スリに気をつけましょう。


<ダイヤモンド街>
アントワープは世界のダイヤモンド取引の70%を占めるダイヤモンドの街。中央駅の近くには、ダイヤモンド店が軒を連ねています。ダイヤモンドを扱っているのは主にユダヤ系の方。黒服・黒帽子の装いはやはり目を引きます。

<ひとこと>
フランダース地方の最大都市・アントワープは、人口約50万人。街は空間的にも広く、人々にも活気があります。日本ではフランダースの犬のイメージが大きいですが、欧州では現代的なおしゃれタウンとして知られています。

2012年4月1日日曜日

ブリュッセル観光 4月 骨董市とベルギー王立美術館

4月の良いお天気の日曜日、ブリュッセルの観光に行きました。骨董市とベルギー王立美術館。盛りだくさんの一日でした。

<ベルギー国鉄>
週末のチケット利用。ルーヴェンとブリュッセル、往復6.00EURと格安です。チケットはZONE LEUVEN↔ZONE BRUSSELSをカバーしているので、市内どの駅でも乗降できます(例:ブリュッセル中央駅・南駅・北駅いずれも乗降可)

<骨董市>
ブリュッセル南駅近くのアンティーク市(ジュ・ド・バル/Jeu de Balle広場)へ。欧州の骨董市は初めてだったのですが、良い状態のものガラクタ取り混ぜていろいろあって、おもちゃ箱をひっくり返したみたいで見ているだけで楽しい。
<Rue de HauteおよびRue Blaes地区・散策>
骨董市からサブロン広場の方へ向かって散策。ここはちょうど最高裁判所の山の手からエレベーターで降りた地域で、ちょっとごちゃごちゃとした下町エリア。この界隈には、アンティークショップや家具屋さんが軒を連ねています。途中の厨房機器・食器卸ショップで足りない食器をちょっと買い物。このエリアにフランドル派の代表的な画家、ピーテル・ブリューゲルの家が住んでいた家があります(銘板あり)。
<楽器博物館・最上階レストラン Le restaurant du MIM >
王立美術館の斜向かいにある楽器博物館。その最上階にあるカフェレストランが素敵というガイドブックに書いてあったので、本日のランチはこちらに決まり。楽器博物館には入館せず、このレストランにだけ行きたい場合は、受付で申し出るとエレベーターにのせてくれます。昼は、アラカルトとランチビュッフェがありました。私はアラカルトを注文。ベルギー名物トtomate crevettes 16.00EUR とベルギー風ミートボールBoulettes de viande 15.00EUR、さらにドリンクを注文しました。
Le restaurant du MIM - Brussels
Rue Montagne de la Cour 2
1000 Bruxelles Belgium
Tel : 02 502 95 08


<ベルギー王立美術館>
ランチのあとはベルギー王立美術館へ。言わずと知れた、ベルギー王国の所蔵する逸品を展示した美術館。特にフレミッシュプリミティブ(北部ルネッサンス)の所蔵品の多さとブリューゲルのコレクションは必見ですよ。
開館時間:火~日10:00-17:00
閉館日:月曜、1/1、1月第2木曜日、5/1、11/1、11/11、12/25
料金:一般8EUR 毎月第1水曜13:00以降は無料
住所 : Rue de la Régence 3, 1000 Bruxelles
電話 : +32(0)2 508 32 11
FAX : +32(0)2 508 32 32
URL : http://www.fine-arts-museum.be/
参考URL:http://www.belgium-travel.jp/opt/elems/detail/345

午前と午後、盛りだくさんの観光でちょっと疲れました。ここで休憩。グランサブロンにあるヴィタメールでのカフェ心地よいひとやすみ。http://www.wittamer.com/en/index.php

天気の良い一日、最高の街歩きでした。