フレミッシュコミュニティの日(Day of the Flemish Community/Feestdag van Vlaanderen)は、金拍車の戦い(きんはくしゃのたたかいにおいて、1302年7月11日にコルトレイクでフランドルの都市連合軍がフランス軍を破った戦いを記念して設けられた祝日。ベルギーでもフランダース地域だけの休日です。(ワロン地方の祝日、ドイツ語圏の祝日は別にあります)
http://en.wikipedia.org/wiki/Day_of_the_Flemish_Community
フランダース人は表面的にはとてもおとなしく穏やかですが、本音の部分では強い自尊心をもっています。
例えば、フラマン語。そもそもフラマン語という表現自体フランス語から来ているので彼らにとっては気に食わないわけです(オランダ語: Vlaams, フランス語: Flamand, 英語: Flemish)。かと言って、オランダ語と表現されると「自分たちの話している言葉はオランダ語ではなくあくまでVlaams」というのですから戸惑います。確かに、オランダの支配に対する独立戦争の後、ベルギー王国が建国されたわけですから、オランダと一緒にされたくないという気持ちも、わからなくはないんですが・・・。
実際、フランダースの公共交通機関であるDe Lijnの発音を尋ねたときも、「オランダ語発音だと「ij」の二重母音のところをはっきりと「エイ」と発音するので「デ・レイン」になるが、Vlaamsではもっとゆるく「デ・レーン」と発音するのだよ」と教えてくれるわけです。こちらはそこまで厳密な発音を聞きたかったわけでもないのですけどね。
とにかく、とっても戸惑います。ハイ。
というわけで、日本人としては、フランダースのことを表現したかったら、中立的に英語で「Flanders」「Flemish」というのが当たり障りがない落としどころという感じですね。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB