2012年7月24日火曜日

Grottes de Han アン シュール レッス(アンの洞窟) 7月

アンの洞窟Grotte de Han 

 Domaine des Grottes de Han 
住所:Rue Joseph Lamotte, 2 B5580 Han-Sur-Lesse (Rochefort)
Tel : +32(0)84/37.72.13 URL:http://www.grotte-de-han.be/en

ミシュランガイドで3星が付く観光地。アンの洞窟はアルデンヌ地方にあるHan-sur-Lesse(アンシュールレッス)という小さな街の中にあります。サファリパークやフィールド・アスレチックなどを併設した有料公園の近くに信じられないような広大な鍾乳洞が広がっています。鍾乳洞は石灰水が気の遠くなるような時間をかけて作り出した自然の芸術。日本の秋芳洞と比べても遜色のない素晴らしい鍾乳洞です。
http://travel.michelin.com/web/destination/Belgium_Luxembourg-Belgium-Han_sur_Lesse/tourist_site-Grotte_de_Han-Rue_Jean_Lamotte 

<公共輸送機関での行き方>
Leuvenから(ベルギー国鉄)でOttignies駅で乗り換えJemelle駅下車。2時間弱。 駅前のバス停から29番のバスで20分くらい。アンシュールレッスの中心街で下車(教会前)バスは1時間に1本くらいしかないので、ワロン・バスのHPで確認しておいたほうがいいかも。Jamelle駅前は1軒のビアカフェがあるだけ。それ以外本当に何もありません。私たちはバスをかなり長い時間待つはめになり、そのビアカフェでオリンピック中継を眺めながら時間を潰しました。

<アンの洞窟>
教会前でバスを下車するとアン公園の入場口がすぐそばにあります。アンの洞窟へはそこで入場料を支払って、ミニトレインでいきます(10分くらい)。洞窟の前で下車。洞窟の中はツアーガイドの案内で見学することになります。二人のガイドが観光客をフランス語チームとオランダ語(英語)チームに分け、それぞれを連れて内部を案内。その日、英語しかわからなかったのは、私たちとデンマーク人家族の6人でしたが、この6人のためにガイドは、英語とオランダ語を駆使して説明してくれました。ガイドさんは常に私達を列の先頭の彼の近くにしてくれて、最初に英語、そのあとオランダ語という順番でで説明してくれたので、英語の聞き取りの弱い私でも何とか付いていくことができました。さらに、日本語の案内文もくれましたので、ちょっと意味のわからなかったところも後で確認することができました。1時間くらいのツアー。中は夏でもかなり涼しいです。要所要所のみどころをガイドさんが指し示しながら案内。
見所はライトアップされているので撮影も可能でが、フラッシュは不可です。ツアーの最後には、音と光のショーもあります。洞窟の出口ではガイドさんにみなさんチップをあげていたので、私も2ユーロコインを差し上げました。なお、ミニトレインから洞窟を出るまではトイレはないので、注意。 洞窟ツアーが終わったは公園の入口まで、公園の中をゆっくり歩いて戻ります。10分くらい歩いたかな。ミニ動物園や公園で遊ぶ子供たちや公園内のカフェでくつろぐ人々を眺めながら入口へ。入口にあるカフェテリアで、昼食。 

<アンシュールレッスの街>
アルデンヌ地方独特の石造りの街並みが可愛らしい街。街角には花が飾られていて気持ちの良い街です。公共輸送機関でのアクセスが悪いため、日本人観光客はなかなか行くのが難しいですが、夏の一日を過ごすのにはとても気持ちの良いところです。特に子供さんのいらっしゃるご家庭にはオススメのところだと思いました。



参考URL : http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/europe/belgium/2012/102815.php

2012年7月23日月曜日

Oostende オステンド 7月

オステンドに行ったよ~~~!真夏の日差しギラギラの海を見に行ったよ。ベルギー中から(?)人が集まってきていて、街は混雑していたよ。駅からビーチまでは徒歩15分くらい。ビーチでは老いも若きも洋服を脱いで、日光浴してたよ。日本人の私は日焼けを避けたいと思うけど、ベルギー人は違うよね。この真夏の日差しを存分に味わいたいって思っているみたいだよ。
ちょっとだけ海岸で遊んだあと、インドア派の自分は、レストランで昼食を楽しむことにしたよ。
Restaurant Cromwell 住所: Wapenplein 6, 8400 Oostende 電話:+32 59 70 06 05
町一番のアイスクリーム屋さんにも寄ったよ。
Gelato Maxzim, Hertstraat 3, Oostende, 059-29 02 82
あとは、セール中の街を歩いて、買い物を楽しんだよ。掘り出し物があって満足満足。夏の太陽の元気もいっぱいもらったよ。

2012年7月21日土曜日

ベルギー王国 建国記念日 7月21日

ベルギーの建国記念日は、7月21日。レオポルト1世が1831年7月21日、憲法により初代国王に就任した日を記念して制定されました。併合されていたオランダから独立を宣言をしたのはその年の1月20日ですが、レオポルド1世が憲法に宣誓した日が建国記念日とされています。

そもそも、レオポルド1世はベルギー人ではないんですね。知りませんでした。ドイツの領邦君主のザクセン=コーブルク=ゴータ家出身の貴族。何かわけわかりません。隣の国の貴族を自国の王様として迎えちゃうっていう感性。でも、これはベルギーだけではなく、欧州の王国にとっては結構普通なことみたい。現在の英国王室・ウィンザー朝も、もともとはザクセン=コーブルク=ゴータ家の方らしいし。オランダ王室祖のオラニエ公はもともと南仏オランジュの出だったりするし。まあ、とにかく欧州の王室は、婚姻関係が重なってみんな親戚筋だったり、遠方から統治のため別の国にやってきたりという感じで、なんだか入り乱れながら繋がってるんですよね。日本の皇室とは全然違うわけです。

閑話休題。ベルギーの建国記念日は、とにかく7月21日。首都ブリュッセルでは、華やかな軍事パレードが開催されます(まあ、1月20日が建国記念日じゃあ、寒すぎて軍事パレードもできないしね)。ということで、ブリュッセルへ。

場所は、王宮前広場からパルク周辺。このパレードを見ようとかなりの人が出ていました。周辺は立錐の余地もない混雑ぶり。ベルギーのイベントでこれだけの人出っていうのも珍しいかも。(いつもルーヴェンののんびりしたイベントにばっかり参加しているからかな)パレード開始時刻の30分前くらいに行きましたが、人の間からようやくパレードを覗くっていう感じでした。小さいお子様連れの方にはちょっときついかな。

陸海空軍人のパレードだけでなく、装甲車とか軍用車とかの特殊車両のパレードや、空軍の模範飛行も披露されました。ということで、建国を祝うベルギー人だけではなく、軍事ファンみたいな観客も結構いましたよ。目の前に最新鋭の特殊車両を見ることができるっていうのは、稀有なチャンスなのかな?
軍隊のパレードのあとは警察・消防(各自治体の代表)のパレードもありました。市民生活を守る人々の晴れ舞台という感じでした。

パレードは2時間以上かかっていたので、私は、途中で疲れて退散しました。まあ、日本ではなかなか見られないものなので、興味深くはありました。



2012年7月11日水曜日

フレミッシュコミュニティの日 Day of the Flemish Community 7月11日

フレミッシュコミュニティの日(Day of the Flemish Community/Feestdag van Vlaanderen)は、金拍車の戦い(きんはくしゃのたたかいにおいて、1302年7月11日にコルトレイクでフランドルの都市連合軍がフランス軍を破った戦いを記念して設けられた祝日。ベルギーでもフランダース地域だけの休日です。(ワロン地方の祝日、ドイツ語圏の祝日は別にあります)
http://en.wikipedia.org/wiki/Day_of_the_Flemish_Community

フランダース人は表面的にはとてもおとなしく穏やかですが、本音の部分では強い自尊心をもっています。
例えば、フラマン語。そもそもフラマン語という表現自体フランス語から来ているので彼らにとっては気に食わないわけです(オランダ語: Vlaams, フランス語: Flamand, 英語: Flemish)。かと言って、オランダ語と表現されると「自分たちの話している言葉はオランダ語ではなくあくまでVlaams」というのですから戸惑います。確かに、オランダの支配に対する独立戦争の後、ベルギー王国が建国されたわけですから、オランダと一緒にされたくないという気持ちも、わからなくはないんですが・・・。
実際、フランダースの公共交通機関であるDe Lijnの発音を尋ねたときも、「オランダ語発音だと「ij」の二重母音のところをはっきりと「エイ」と発音するので「デ・レイン」になるが、Vlaamsではもっとゆるく「デ・レーン」と発音するのだよ」と教えてくれるわけです。こちらはそこまで厳密な発音を聞きたかったわけでもないのですけどね。

とにかく、とっても戸惑います。ハイ。
というわけで、日本人としては、フランダースのことを表現したかったら、中立的に英語で「Flanders」「Flemish」というのが当たり障りがない落としどころという感じですね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB

2012年7月8日日曜日

De Grillekes - Heverlee カフェ

De Grillekes
〔住所〕Naamsesteenweg 18, 3001 Leuven
〔電話〕016221030
〔営業形態〕cafes, bars & tavernes
〔オーダーしたもの〕コーヒー、ビール、ワッフルなど 9.00EURくらい

2012年7月7日土曜日

Hasselt ハッセルト 7月

ハッセルトには、ヨーロッパ最大の日本庭園があるというのをご存知ですか?ハッセルト市は兵庫県伊丹市と姉妹都市提携をしていて、その日本庭園は伊丹の造園業者が作ったという本物中の本物なのです。欧州にはたくさん日本庭園を模した庭があるのですが(例:シェーンブルン宮殿の日本庭園やキューケンホフの日本庭園エリア)、それらはあくまで「日本風」のもので、日本人が見るとちょっとがっかりしてしまうことが多いのです。やはり、現地の庭師が資料をもとに想像で作庭しただけのものですから、仕方ないんですけどね。
しかしここは違います。もともと伊丹市の近隣は、豊臣秀吉の時代から造園業が盛んなエリアで、現在でも多くの園芸農家が立派な樹木を栽培・販売し、庭づくりに関わっていらっしゃいます。その伊丹市が自信を持って派遣した造園関係者が作庭した日本庭園ですので、本格的な構成の美しく堂々とした素敵なお庭です。日本人としても誇れる素晴らしい施設だと思います。また、日本との文化交流の一環として様々なイベントも開催されていて、それも嬉しいことですね。(ちなみに、JR伊丹駅前にはハッセルト市から送られたカリヨンがあります。2013年5月、NHK大阪ローカル放送「えぇトコ」でその姿と音色が放送されました)
http://www.city.itami.lg.jp/home/SHIMIN/KOKUSAIHEIWA/0001080.html
http://aranishi.hobby-web.net/3web_ara/saihakken6.htm
http://www.nhk.or.jp/osaka/program/eetoko/past/20130524.html
また、ハッセルトはおしゃれの街としても有名で、ハッセルトの中心部には高級ブランドも扱うセレクトショップやセンスの良いブティック、雑貨店などが軒を連ねていて、ウィンドウショッピングするだけでもウキウキしてしまうところです。セール期間中などに行ってみると、さらに楽しいかなと思いました。

ハッセルトでもう一つ有名なことは、ジュネヴァという蒸留酒(ジンの元祖)。ジュネヴァの製造工程を見学できる国立ジュネヴァ博物館もあります(私は訪れませんでしたが)。ジュネヴァ入の名物「ハッセルトコーヒー」にトライするのもハッセルトの楽しみです。さらに、10月にはジュネヴァまつりもあるそうなので、お酒好きの方は訪れてみるのも楽しいかなと思います。
ジュネヴァについては以下のサイトに詳しく書いてありました。
http://www.belgianbeer.co.jp/lineup/list_cat_6x1_1.htm
今回のルーヴェンからのワンデイトリップは、ここハッセルト日本庭園で開催される「七夕まつり」 の見学が目的です。どんな七夕祭りでしょうか? 

<当日の日程>
10:05Leuven発10:50ハッセルト着→観光案内所で情報入手→買い物・ウィンドーショッピング→ランチ(市庁舎前・結婚式)→ベギンホフ見学・日本庭園見学→バス→15:38ハッセルト駅発→16:24LEUVEN着


ランチは、市庁舎前のレストランで。お向かいの市庁舎では結婚式を終えたカップルが何組も市庁舎から出てきましたよ。とっても良い天気で素敵なカップルばかりでした。
HOOGHUIS Lombaardstraat 6 3500 Hasselt TEL:011/22.91.97
ランチセット € 18.00  フリッツ € 2.00ハッセルとコーヒー € 4.50  Kriek/Framboise   € 3.20 

日本庭園には、歩いていくとちょっと距離があるので、バスに乗りました。DeLijnのサイトで調べて行くことができます。 行きは街を散策してからリングの外側・北東にあるHASSELT DUSARTPLEINの停留所でバスに乗車しました。帰りはH3のバスで駅に戻りました。日曜はバスの本数が少ないみたいなので調べてからいったほうがいいかなと思います。
HASSELT DUSARTPLEIN→(45番かH3のバスで2停留所)→HASSELT RIJKSADMINISTRATIEF CENTRUM下車、左側にある公園内を歩いて徒歩5分(表示アリ)。(駐車場もあります)

七夕まつりイベントの内容は、尺八や太鼓の演奏、日本酒の試飲販売、日本の紙芝居(桃太郎とか)などでしたよ。七夕飾りもあって、短冊に願い事を書くこともできました。日本人はほとんど来ていなくて、ベルギー人がパラパラと来ていました。浴衣を着てきているベルギー人もいましたから、日本好きのベルギー人かな?また、とても美しい庭ですので、結婚式の写真を撮影してるカップルもいましたよ。ベルギー人には七夕まつりはどんなふうに映ったのかな?私は郷愁を誘われましたが。
日本庭園(Japanse Tuin)
Gouverneur Verwilghensingel 23, 3500 Hasselt
Tel: +32 11 23 52 00
URL: http://toerisme.hasselt.be/en/content/3742/japanse-tuin.html 
開園時期: 4月1日~10月31日(冬季休園) 入園料 大人5.00EUR

日本庭園には思ったほど人出がなく閑散とした感じでしたが、美しい日本庭園や日本家屋を見ることもできましたし、活気のあるハッセルトの街並み散策もできましたので、天気の良い日のワンデイトリップとしては上出来だったかなと思っています。

2012年7月5日木曜日

土砂降りの中のオメガング ‐ Ommegang 

オメガングに行ってきました。なんとその日は土砂降り。豪雨になると中止という噂も聞いていたのですが、何とか開催。ただ美しい衣装をまとった貴族たちもずぶ濡れ。面白いパフォーマンスも雨に濡れた石畳の上とあって、転ぶ出演者続出。桟敷席に座っていた私たち観客もビショビショ。それでも、夜23時過ぎまで盛り上がるベルギー人には感服しました。

<オメガングの起源>
オメガングは、毎年7月第一火曜日から木曜日にブリュッセルで開催される祭りです。「オメガング」とはフラマン語で「ぐるぐると歩くwalk around」の意味だそうで、神聖ローマ帝国のカール5世とその息子スペイン王・フェリペ2世がブリュッセルを訪問したときの歓迎のセレモニー起源となっているそうです。
ベルギー(低地地方)の歴史を語るとき「カール5世」の存在を無視することはできません。神聖ローマ皇帝・カール5世は、ハプスブルグ家のフィリップ美公とカスティーリャ(スペイン)女王ファナの子供で、その血筋により、結果的にハプスブルグ家とカスティーリャ家の家督を相続し、フランスを除く欧州大陸のかなりの部分とスペインの植民地であった新大陸を含む広大な領土を統治するにいたった皇帝です。その絶大な権力を負った皇帝が、ベルギーのゲント生まれ・メッヘレン育ちというのですから、ベルギー人が彼を支持しないわけがありません。メッヘレンのヘットアンケル醸造所の地ビール「Gouden Carolus(黄金のカルロス=カール5世)」もその思い出を具現化した商品です。そんなベルギー人が熱狂する黄金の16世紀。「オメガング」はその頃のベルギーの繁栄に思いを馳せたお祭りなのです。
参考URL: wikipedia カール5世

<オメガングの内容>
お祭りは毎年7月第一火曜日から木曜日。メインイベントは火曜日と木曜日の夜グランプラスで開催される一大ページェント。ベルギーの本物の貴族が当時の衣装でグランプラスを「ぐるぐると歩き回る」のです。そのあとは、いろいろな曲芸の披露。旗を使ったパフォーマンスでは子供たちも大活躍。私が一番面白いと感じたのは、長~い竹馬での競技。3mくらいもある竹馬の上で決闘するのですから観客も拍手喝采。さらに花火や騎馬行進など見どころ満載。最後の頃には雨も小雨になって、観客も出演者も満足して帰途につきました

<チケットについて>
このパフォーマンスは火曜の夜と木曜の21時~23時、2回開催。ベルギーのお祭り・イベントは無料のものがほとんどなのですが、このオメガングは有料。このページェントを見学するには入場券が必要です。チケットは公式HPから購入可。グランプラスのブラバンド公の家側の席を予約して、1枚38EURでした。チケットの入手方法は、インターネットの予約表を持って、当日「王の家」の裏側にある観光局の前のブースへ行くと実際のチケットと交換してくれます。
なおパフォーマンスの予定修了時間は23時までですが、例によって例のごとくベルギー時間ですので、始まりも終わりも遅れます。ルーヴェンに帰るのは0時を過ぎた終電になりました。
公式URL:http://ommegang.be/
参考URL:http://www.belgium-travel.jp/opt/elems/detail/332

2012年7月4日水曜日

楽器博物館(MIM) (Musée des Instruments de Musique)

第一水曜日の午後1時からは、ブリュッセルの主な博物館が無料!というお得な話を聞き付けて、これはぜひと足を運んだ博物館は、王宮の丘にそびえる楽器博物館 (Musée des Instruments de Musique)。アールヌーヴォー・デザインの建築が印象的です。以前からそこにあることは知っていたのですが(以前最上階のカフェレストランへ行ったことがあったので)、展示内容を見学したことはありませんでした。この機会にぜひ、ということで出かけました。

<ラ・フルール・アン・パピエ・ドレ>
博物館の無料開放は午後。ということで、その前にまずは腹ごしらえ。マグリットゆかりのビアカフェへ「ラ・フルール・アン・パピエ・ドレ」へ。この店の内部が、地球の歩き方2011-12年版の表紙になっているんですよ。マグリット達が集っていた時代のままの素敵な内装。良い意味で変わらないベルギーらしさを感じるお店です。気のいい店主が、陽気に応対してくれますよ。料理2品とビール2杯で30EURくらい。
La Fleur en Papier Doré
Rue des Alexiens 55 1000 Brussel / Bruxelles
http://www.goudblommekeinpapier.be/
参考URL:http://www.arukikata.co.jp/webmag/2011/rept/rept51_04_110300.html
表紙と同じ角度ですが、ちょっと見えないかな?
<楽器博物館>
お腹もいっぱいになったところで、博物館内には、古楽器から現代の逸品、さらに世界の楽器などが展示されています。この博物館の面白い点は、入口貸してくれるヘッドフォンの端子を展示ブースの穴に差し込むとそれぞれの楽器の音が聞こえること。音楽好きならもちろん、音楽に縁遠い方も、子供さんもいろいろな音色をめぐりながら楽しく見学できます。おすすめ。
<楽器博物館・実用情報>
火~金9:30-16:45、土日10:00-16:45。
閉館日:月曜、1/1、5/1、11/1、11/11、12/25
料金:一般5EUR 毎月第1水曜13:00以降無料
住所 : 2, rue Montagne de la Cour - 1000 Bruxelles
電話 : +32(0)2 545 01 30
URL : http://www.mim.fgov.be/
参考URL : http://www.belgium-travel.jp/opt/elems/detail/394

ブリュッセルの王道観光を少しだけはずした、観光拠点・楽器博物館とマグリットゆかりのカフェでのランチ。ちょっとブリュッセル通な気分の味わえるコースでした。

2012年7月1日日曜日

ルーヴェン市・新住民歓迎会

ID登録完了後1ヶ月くらいするとルーヴェン市から新住民歓迎会招待状が届きます(もちろんフラマン語)。

これは、Grote Marktにある旧市庁舎で定期的に行われている催し物。参加したい方は、返信用の封筒に記載した用紙をいれて返送するか、直接市役所(駅前)に持っていきます。

6月28日(木)夜7時から開催。2階の市議会議場に新住民が続々集まってきます。60人くらいが参加していたかな。市からは担当者3名が出席。ルーヴェン市の現状説明(人口構成や歴史、産業など)と質疑応答がフラマン語でありまして(英語でも簡単に説明してくれる)、その後、市庁舎内ツアー。英語組とフラマン語組、ふた組に分かれて1時間弱市庁舎内を見て回ります。
市庁舎内ツアーでは、豪華な結婚の間や市長の部屋を案内してくれ、今はブリュッセルの王立美術館に収蔵されているルーヴェンの画家デレク・バウツの大作「オットー大帝の裁判」のレプリカ(ルーヴェン市にお金がなくてこの絵を国に売ってしまったらしい!)をはじめとする市庁舎内を飾るさまざま絵画の説明もしてくれます。
また、石のレースと呼ばれる外側の装飾についても詳しい説明をしていたのですが、残念ながら英語ですので理解できないところも多々。

最後は、市庁舎の一階ホールでレフェ、ヒューガルデン・ホワイト、ベルビュー・クリークなどのビール一杯と簡単なおつまみが振舞われます。お土産としてルーヴェン市内で使えるクーポン券とキーホルダーをいただきました。


毎月新住民を招待して催されているそうですが、太っ腹というかなんというか、スゴイですよね。ルーヴェン市民になってよかったなと思わせてくれるイベントでした。

ルーヴェンでお買い物・お買い物サンデー

Leuven(というかベルギー)では、基本的に日曜日、商店はお休み。労働者の権利を守るために休みが公的に規定されているみたいで、日曜日は完全休業(一部の店、レストラン・カフェ除く)。というわけで日曜日のセンターは本当にシ~ンとしています。
ただ年に何回か、日曜日の午後、商店が開いていてショッピングができる日が設定されています(お買い物サンデーの告知は大段幕が出ているのでわかります)ちなみに2012年7月1日は日曜日でしたが、セール初日に重なっていたので街中のお店が開いていて、ショッピングストリートは大変な賑わいでした。

参考URL:http://www.youropi.com/nl/leuven/article/winkelopeningstijden-56-201
2013年のお買い物サンデーのスケジュール
1月6日 (wintersolden 冬のセール)
3月17日 (lenteshopping)
4月28日  (feest van de arbeid en dolle dagen)
6月23日 (de Langste Dag 夏至の日)
6月30日 (zomerkriebels)
7月7日 (zomersolden 夏のセール)
7月21日 (feestmarkt Kessel-Lo)
10月 6日 (herfstshopping 秋のショッピングデー)
11月 3日 (allerheiligen)
11月10日 (dolle dagen)
12月1日  (sinterklaas)
12月15日 (eindejaarsperiode 年末)
12月22日 (eindejaarsperiode 年末)
12月29日 (eindejaarsperiode 年末)

なお、平日は午後6時に商店は閉まります(Dehaize Heverleeは午後8時までやっていますがこれは例外)。たださすがのベルギー人もこれでは困るのか、一部の商店は木曜日だけは夜8時まで営業しようという事業に参加しています。ルーヴェン市役所も木曜日は午後8時までオープンしていますので、それの合わせた活動なのかもしれません。働いている人にとっては助かる事業ですよね。

お買い物サンデーや木曜日の夕方オープンの事業に参加している店は、店頭にネコのマークの入ったステッカーが貼ってあります。