レベルテストの内容
私と同じ日にレベルテストを受けたのは、英語が5~6人、フランス語3~4人といったところでしょうか。指定された日時に事務所の前で待っていると、語学講師がやってきてテストの開始を指示します。テストは事務室の横にある食堂の片隅でおこないました。日本人がイメージする「テスト」の雰囲気とはかけ離れているので、ちょっとビックリ。
講師は受験者に問題冊子とアンサーシートを渡し、解答の仕方を説明します。テストはマーク式。4択問題。はじめに問題冊子の1から60問までを解くよう指示があります。問60までは、日本の中学生レベルの文法問題が全体の7割くらい(単数・複数の区別とか現在進行形とか)、日常会話で頻繁に使われる表現などが(How are you?と聞かれたらなんと答えるか?みたいな設問)2割くらい、あとは簡単な文章の読み取り。多少引っ掛け問題はありますが、日本で大学受験を経験した人なら特に難しいことはありません。
60問の解答が終わると一旦解答用紙を講師に提出します。講師は自分の目の前で採点します。採点しながら講師は受験者にいくつか簡単な質問をします(いつからルーヴェンに住んでいますか?とか仕事は何ですか?とか)。おそらく、インタビューテストでしょう。
60問の採点が終わり、講師がレベルを決めかねる場合、さらに30問(61問から90問)答えるように言われます。
私は、60問が終わったらおしまいだと思っていて、のんびり1時間くらいかけて受験していたので、さらに30問も答えると知ってちょっと驚きました。残りの30問を30分くらいかけて解答して再度提出・採点。後半の30問は、仮定法過去完了とか原形不定詞とかの文法問題や、日本の学校では絶対教えないような英語独特の慣用表現からの出題もあり、若干難しく感じられました。
90問すべての採点が終わるとレベルが決定。1時間半のテストを受けるのは、さすがにちょっと疲れます。さらにベルギーらしく事務手続きものんびりしていますので、5時半にテスト開始してから、受講登録完了まで2時間以上。帰りは午後8時近くになっていました。