2012年5月27日日曜日

聖霊降臨祭 Pinksteren

聖霊降臨祭 Pinksterenとその翌日(月曜日)は、ベルギーの祝祭日で連休です。復活祭を第一日数えて、7週間・50日後に祝われる移動祝日です。2012年は5月27日が聖霊降臨祭。その前日の土曜日から月曜日にかけて3連休となります。ちょうど5月から6月、欧州における最も気候の良い時期の連休なので、多くの人がこの週末を楽しみにしているみたいです。
この週末には、ルーヴェンでは2年に一度のお祭りLeuven in Sceneがありますし、ブリュッセルではブリュッセル・ジャズ・マラソンがあります。日は長いし、空は青いし、空気は爽やかだし、本当に気分の良いの最高の季節ですね。

ブリュッセル・ジャズマラソン

ブリュッセルで行われている様々なイベントのうち、最高にご機嫌だったのはブリュッセル・ジャズマラソン!5月25~27日の3日間、ブリュッセル市内いたるところでジャズ・セッションがおこなわれています。グラン・プラスには大きな舞台が設置され、心地よい風に吹かれながらビールを片手にジャスの演奏を楽しむことができます。オープンステージは、市内に4か所、オール・フリー!さらに市内各所のカフェでライブ演奏を聞くことができます(有料/無料)。ブリュッセルはこの3日間まさにジャスの街となります。5月の爽やかな風とジャスの響き、グランプラス全体がジャズライブのビアカフェとなる雰囲気は絶対体験してもらいたい心地よさ。一押しイベントでした。
プログラムの詳細は公式HPでご確認ください。http://www.brusselsjazzmarathon.be/


2012年5月26日土曜日

Leuven in Scène ルーヴェン イン シーン

Pinksteren(聖霊降臨祭)の週末、大道芸、サーカス、演劇、パフォーマンス。欧州各地から集まったパフォーマーがルーヴェンの各所で芸を披露してくれるイベントが、ルーヴェン・イン・シーン。2年に一度開催されます。(ベルギーのお祭りって、何年かに一度のものが多いですよね。ブリュッセルのフラワーカーペットも2年に1回だし、イーペルの猫祭りは3年に1回。ブリュージュのゴールデンツリーというお祭りは5年に一回だそうです)。主な会場は、図書館前広場、Stad Park、Grote&Oude Markt,、Bruul公園、Vis Markt、Keisersberg abbey(リング北側の修道院前の公園)。まあ、市内の主だった広場・公園すべてが会場ってことですね。
というわけで、フラマン語で書かれたプログラム(市内各所で配布)とニラメッコしながら面白パフォーマンスを求めて街をさまよい、見物しました。

<参加したもの>
Stad Park(昼間)
子供たちのためのイベントが多かったかな。大道芸人のパフォーマンスやフェイスペインティングなどもありました。ビールスタンドでは、ヒューガルデンロゼを販売してたので、早速楽しみました。
Bruul 公園
空中ブランコパフォーマンス。公園の端に空中ブランコが設営されていました。迫力満点。人気パフォーマンスだったみたいで、すごい観客でした。
Keisersberg abbey
夜の演劇+ダンスパフォーマンス。炎を使ったパフォーマンスだったので夜暗くなってからの開演。観客には、足元を照らすためロウソクが配布されます。それも幻想的。パフォーマンスにはストーリーがあったみたいなんですが、何分こちらはフラマン語がわからないので???という感じでした。でも炎のパフォーマンスは迫力満点でしたよ。長い長いパフォーマンスで終わりは24時近くになっていました。
Vis Markt
演劇パフォーマンス。とにかく、演者の熱演ぶりだけを堪能しました。

このほか、図書館前広場の音楽と炎のパフォーマンスなど面白そうなものもたくさんありましたが、さすがに疲れて断念しました。とにかくすべてのパフォーマンスが無料で楽しめるという、とっても太っ腹なイベントでした。

2012年5月20日日曜日

メッヘレン 5月

薫風香る青空の下、メッヘレンに行きました。

<当日の行動>
ルーヴェン→(SNCB)→メッヘレン→徒歩→GroteMarkt(観光案内所)・聖ロンバウツ大聖堂(鐘楼)→大ベギン会→ヘットアンケル醸造所(昼食)→メッヘレン美術館(ミッフィー展)→聖ヨハネ教会→オーストリアのマルガレーテ宮→帰途

<聖ロンバウツ大聖堂>
聖ロンバウツ大聖堂・メッヘレンのランドマーク
鐘楼からの眺め
鐘楼に登るのはひとり7.00EUR。階段を息を切らしてのぼります

鐘楼内のカリヨン演奏ルーム
国立カリヨン学校もあるメッヘレンが誇るカリヨン
 <ヘットアンケル醸造所>
旧ベギンホフの敷地に隣接したビール醸造所。予約をすれば内部見学と試飲もできます。併設のビアカフェでは、オリジナルビアや食事も楽しめます。また、売店でお土産購入も可。
メッヘレンの自慢・カルロス5世にちなんだビール。醸造所でしか飲めないビールもあります
旬の白アスパラガス。美味
<聖ヨハネ教会>
聖ヨハネ教会にはルーベンスの祭壇画「マギの礼拝図」があります
この日は教会オープンデーで
内部を見学することができました
<その他>
写真にはありませんが、ベギンホフ周辺の見学・マルガレーテ宮の見学(中庭のみ)・美術館での特別展(ミッフィー展)にも立ち寄りました。
アイスクリームで一息

<ひとこと>
メッヘレンはルーヴェンとはダイル運河でつながれてる親しい関係の街。かつてはネーデルランドの首都であったという歴史ある街でもあります。その統治者マルガレーテ王妃が後の神聖ローマ帝国皇帝カール5世を幼い頃養育していたのもこの街です。大聖堂・ベギンホフ・ビール醸造所・教会・運河などなど、見所の多い街でした。
日本人観光客はほとんどいませんでしたが、フランダースの歴史と文化の香りのするとても素敵なところ。おすすめです。

2012年5月17日木曜日

キリスト昇天祭 Hemelvaart 

キリスト昇天祭はカトリックの祝日。復活祭から40日後と決められているので、毎年木曜日に当たります。日本人にはあまり馴染みのない祝日ですが、この週末は金曜日に休みを取れれば4連休のロングウィークエンドになるので、多くの人がレジャーに繰り出すみたいです。日本のGWみたいな感じかな。私はルーヴェンの植物園に出かけて美しいお花を見てきました。

2012年5月13日日曜日

ルーヴェンでお買い物 食料品店

ルーヴェンのお買い物地図スーパーマーケットとエスニック系食料品店、個人商店。日頃利用していた店を地図に編集してあります。ご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

2012年5月12日土曜日

ルーヴェンでお買い物 雑貨店、電化製品店など

ルーヴェンのお買い物地図(2)私がルーヴェンで利用した雑貨店や電化製品販売店、各種サービスを受けられる場所などいろいろ。ご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

<FNAC> オーディオ機器やPC関連など

<CASA> 家庭雑貨店
<HEMA> 雑貨各種

BPost 郵便局

Post offices
Jan Stasstraat 12, 3000 Leuven
Phone 022/012345
OPEN : 月-水 9:00 - 18:00、木・金 9:00 - 18:00 土 9::00 - 15:00 日祝 休み

日本の郵便局とほぼ同じ雰囲気です。



 

大きな地図で見る

2012年5月11日金曜日

床屋さん

ベギンホフ近くの床屋さん。ベギンホフ在住の日本人も時々来るそうですよ。要予約。

   

Beenhouwerij Rondou - お肉屋さん

ルーヴェンを代表する美味しいお肉屋さん。牛・豚・羊など各種上質のお肉が買えます。ハムやローストビーフなどの加工品やサラダなどお惣菜も美味しい。優しい店員さんがこちらの要望に明るく答えてくれます。土曜日はとても混雑します。昼休み14時まで休憩で閉店。
 

2012年5月10日木曜日

ルーヴェンでお買い物 Biotoop

ルーヴェンで日本食材を購入できる場所として、ベギンホフのすぐ北側にBiotoopがあります。おそらく日本食品は健康食品的イメージがあるのでしょう。ここで売っている日本食材は日本から輸入したものではなく、欧州で日本食材を販売しているブランドLimaのものが主です。このブランドも健康食品メーカーという位置づけですし。以下、Bio Shopで販売していた日本食材をいろいろ写真でご紹介。写真をクリックして頂ければ大きくなります。なお、写真にはありませんがお豆腐(おぼろ豆腐風の柔らかいものと炒め用?の硬いもの)も売っているそうですよ。お豆腐については、在ルーヴェンの先達が教えてくださいました。
Biotoop Leuven ZUSTERSSTR 16b6 ,  3000   Leuven     TEL: 016 20 69 50     Limaについての参考URL:http://en.limafood.com/(英語)
http://www.jetro.go.jp/world/europe/fr/foods/trends/1011002.html(日本語)

           

ルーヴェンでお買い物 スーパーマーケット Delhaize

Delhaize Heverleeの店内の様子
野菜は量り売り。自分で選んで店内にあるはかりで値札を付けます。レジはにベルトコンベヤーのようなものに自分で商品を載せていって会計してもらう。セルフレジもあります。買い物袋は有料。

 
Supermarkt Delhaize
Address : Tervuursevest 19 3001 Heverlee (Leuven) Provincie Vlaams-Brabant
Phone :  016/23.94.00
O P E N  月-木 8:00 - 20:00 金 8:00 - 21:00 土  8:00 - 20:00
日祝休み

2012年5月4日金曜日

サッカー観戦記 OHL 4月

4月28日土曜日、サッカーを見に、OHLのホームスタジアムに行きました。


何となく、高校のサッカー場みたいなしょぼいスタジアムですが・・・。これが夜になると満席。熱い応援が繰り広げられます。この日の試合は、前半3点失点していたのですが、後半怒涛の攻撃で大逆転。試合終了直後のゴールで見事勝利!!というものすごーく盛り上がった試合でした。サッカーはあまり詳しくないのですが、ノリノリのサポーターたちと歌ったり騒いだりしながら応援できたことは、とっても楽しい経験でした。

2012年5月2日水曜日

ベルギービールフェスティバル Zythos Beer Festival 

4月の最終週の土日。ベルギービール祭り「Zythos Beer Festival」。今年はルーヴェン市にあるイベントホールで 多くのビール醸造所が参加しておこなわれました。ベルギービール初心者としては、ぜひぜひ参加してみなければいけませんね。

何といってもルーヴェンは世界最大のビール会社「InBev」の本社・工場のあるビールの街。ただ、ベルギーではそうした大手会社だけでなく、小さな醸造所が個性的なビールを販売していて、全国に800以上もの銘柄があると言われています。今回は約100の醸造所がフェスティバルに参加。瓶詰めではなく生ビールの販売で、普段は飲めない特別な銘柄も楽しむことができます。
面白かったのは、デリリュウム・トレメンスのカクタス(サボテン)ビール。綺麗な緑色をしているんです。見た目はカクテルみたいなんですが、やっぱりビール。こんな珍しいビールにめぐり合えるチャンスですので、お時間のある方はぜひ行かれてはいかがでしょうか。

<実用情報>
開催場所:ブラバントホール。ルーヴェン市のリングの外・南西にあるイベントホール。屋内でのイベントです。Brabantlaan 1, 3001 Leuven

開催時間:(土)12:00-(日)11:00-21:00

行き方:ルーヴェン駅から無料シャトルバスで20分。ルーヴェン駅前のバスセンター・プラットフォーム3番から出ていました。ただ、乗り場案内に関する大きな看板などは出ていないので、ちょっとわかりにくいです。DeLijnのスタッフに乗車位置を確認したほうが良いです。
ちなみに一応周辺には自家用車用駐車場もありますが、飲酒(深酒?)前提なので多くの方はこのシャトルバスを利用していました。

入場料:無料

参加の仕方:ホールに入るとすぐ左手にKassaがあって、そこでジェントン(コインのようなもの)を購入します。1枚1.40EUR。私は、5人で出かけましたので、とりあえず20枚購入。ホール入口右手にパンフレット販売所があります(0.50EUR)。出店一覧が載っています。その奥でグラス(150ml入り)を入手します。このグラスは3.00EURのデポジット制です。返却すればお金は戻りますが、デザインは2012年ビールフェスティバルのロゴ入りなので、私は記念に持ち帰りました。
グラスを持ってフェスティバル会場に入ると、多くのブースがありますので、そこで好きなビールを注文します。ジェントン1枚でグラス一杯分のビールを注いでもらえます。一人ではあまり種類が飲めませんが、私は大勢で出かけてシェアしたので、様々な銘柄を飲めて楽しいかったです。

食べ物など:ハンバーガー・ピザ・フリッツなどの販売店あり。ただ、どこも大行列です。食べ物の持ち込みも可なので、自宅からおつまみ用のチーズなど持ってきている人も多くいました。いずれにしても会場内は大変混雑しているので、ゆったりと食事をとる雰囲気ではありません。立ち飲みでビールをガンガン飲む人が大勢いましたよ。

公式HP(英語ページ) http://www.zbf.be/index.php?lang=UK&page=1

2012年5月1日火曜日

メーデー Feest van de Arbeid

5月1日は、メーデー Feest van de Arbeid。夏を迎える祝日でもあると同時に、労働(Arbeid)者の祝日としても知られています。欧州全ての国で祝日と定められていて、労働者の権利という観点から、このメーデーはほとんどのお店がお休みとなります。ルーヴェンでもお店はすべてクローズ。特に労働運動がキッチリと現存するフランスでは、この日はお店だけでなく主な博物館美術館もすべてしまってしまうそう。私の親戚はそれを知らずにGWを利用して欧州旅行をしていて、5月1日パリで観光・買物しようとしたら、どこもあいていなくて大変だったと言っていました。