数字に関して、欧州の書き方と日本流の書き方の違いで混乱したことのもうひとつは、大きな数字を書くときに打つ、カンマとピリオド。
€ 2.300,00
というのは2,300.00(二千三百)ユーロのこと。
え?何のこと???
つまり、thousand million billion と3桁ごとに打つ印がピリオドで、小数点以下の部分を表現するのがカンマという、まあ、我々が習ってきた数字の書き方と正反対なんですよね~。なんじゃこりゃ???数学って全世界共通じゃないの~~~?エクセルだって2,300.00って自動的にカンマとピリオド打ってくれるじゃないですか~~~????なんで逆なの???つまり例えば、12.345は、「十二点三四五」ではなく、「一万二千三百四十五」とベルギーでは認識しなければいけないんですよ~~~~!
と騒いている日本人の私ですが、ふと気がつくと、日本人も会話では「0コンマ1秒違い」などど、小数点を表す点を「コンマ=カンマ=comma」と発語しているではありませんか!!!なんだこれは???どうなってるの自分????書いてる自分も混乱してきました。
そこでこの違いについてインターネットで調べてみたところ、日本の書き方は英米流で、その反対が英国以外の欧州(大陸)流ということらしいんです。それぞれが自分の書き方を世界標準にしようと対立しているらしいんですが、決着はついていない。結局、日本語では、書き数字は英米の基準を取り入れて、発音は欧州大陸の表現を輸入したってことなんでしょうか?????
ま、とかく、英国と欧州は相容れないことが多いですよね。例えば、重さや長さの基準も、英(米)では、ポンドやマイル・ヤード・インチなんかを使い、欧州大陸ではグラム・メートルを使ってますものね~~~。多分どちらも、どこまでいっても、譲る気はないんでしょう。
というわけで、結局は、郷に入れば郷に従えということで仕方ありません。欧州大陸に住んでいる限りは、カンマは小数点・ピリオドが桁ドリと、慣れるしかないんでしょうね。ハイ。頑張ります。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%95%B0%E7%82%B9