2014年12月20日土曜日

ルーヴェンのホテル

私たちはベギンホフに住んでいましたので、ルーヴェン市内でホテルに泊まることはありませんでしたが、知人が来たときに紹介して泊まってもらったり、実際に利用することはなかったけれどぜひ宿泊してみたいなぁと思ったホテルの情報を、参考のため掲載しておきます。

<Begijnhof Hotel>
Groot Begijnhof 15
3000 Leuven
http://www.bchotel.be/
世界遺産ベギンホフの建物を改装した四つ星ホテル。中世の煉瓦造りの趣ある雰囲気を生かしつつも、内部に機能的で現代的なリノベートを施した素敵なホテル。ベルギー人のおしゃれなインテリアセンスも学べます。隣接するレストランもおすすめ。駅からはちょっと遠いのでタクシーで(12EURくらい)。徒歩5分くらいのところにスーパーマーケットもあります。おすすめ。

<Martin's Klooster Hotel>
Onze Lieve Vrouwstraat 18, 3000 Leuven,
+32 16 21 31 41
http://www.martinshotels.com/en/hotel/klooster-hotel
センターにある4つ星ホテル。昔の修道院を改装したおしゃれなホテル。美しい外観とセンスの良いインテリアにため息が出ます。センターにあるとはいっても、ちょっとわかりにくい立地なのでこちらも駅からはタクシー利用がおすすめ。センターにあるので、観光にも便利。

<Hotel The Lodge Heverlee>
 Kantineplein 3, 3001 Leuven,
+32 16 50 95 09
http://www.lodge-hotels.be/lodge/engels/heverleeindex.jsp
ルーヴェンの郊外、KULeuvenのArenbergキャンパス正門前にあるホテル。こちらは農家を改装したホテルです。駅からはちょっと遠いですが、周辺の美しく清らかな雰囲気は本当に素晴らしい。自動車旅行の方などにおすすめかな?

<Guesthouse Begijnhof>
Schapenstraat 97 - Leuven
+32(0)470 64 54 35
http://www.guesthousebegijnhof.be/
利用する機会には恵まれませんでしたが、一度は泊まってみたいと思ったB&B。築400年のレンガ造りの建物をリノベートしたゲストハウス。インテリアもがものすごく素敵でホントに憧れます(昼間はカーテンが開いてるので外からインテリアがみえるのです)。オーナーさんも評判良いみたい。近代的なホテルではなく、こじんまりとした雰囲気が好きな方、地元の人(オーナーさん)と触れ合ってみたいという方にはおすすめです。ベギンホフの正門前にあります。



2014年11月30日日曜日

『図書館炎上―二つの世界大戦とルーヴァン大学図書館』 

ルーヴェンという町に関心を持つ人に、絶対に読んでほしい一冊。

この本は、第一次世界大戦・ドイツ軍によるルーヴェン大学図書館の破壊とその後の図書館再建にまつわる顛末を描いた歴史ドキュメンタリーです。
大学図書館というにはあまりにも壮麗な現在のKULeuven大学図書館。いったいなぜ、どのようにして、あのような豪華絢爛な図書館が建造されたのか。あの図書館にはどんな意味があるのか。
戦争による大学図書館の破壊とその再建という出来事を通じて、それに関わる人々(ベルギー人、ドイツ人、アメリカ人、フランス人・・・)の欲望や虚栄心、人間性が浮き彫りにされていきます。それはあたかもミステリー小説のような展開。図書館再建の機運はあるときは高まり、ある時は停滞し、登場人物たちによって図書館の命運も翻弄されていきます。当時のルーヴェン市民は、大学図書館は本当に再建されるのだろうか、と幾度思ったことでしょうか。
ルーヴェンに行ったことがなくとも十分に面白い一冊ですが、ルーヴェンの風景を知っていればさらに面白くかんじられるはず。中世のたたずまいをそのまま残していると感じられるルーヴェンの街並みですが、幾多の破壊と再建の歴史の上に築かれたものであることを感じさせられます。欧州がたどってきた複雑な歴史を、ルーヴェン大学図書館を通じて理解することもできます。ぜひ、ご一読を。
ちなみに、この本の日本語版の表紙写真は、昭和天皇が皇太子時代欧州歴訪中、ルーヴェンに立ち寄ったとき写された一枚。これ以外にも興味深い写真が多く掲載されています。

『図書館炎上―二つの世界大戦とルーヴァン大学図書館』 
ヴォルフガング シヴェルブシュ  (著), 福本 義憲 (翻訳)
法政大学出版局 (1992/10)

2014年11月23日日曜日

ベルギー国内の交通ストライキ及びデモについて

在ベルギー日本大使館からのメール

ベルギー国内の交通ストライキ及びデモについて

  ベルギー国内では,現在以下の日程でストライキ及びデモが予定されています。
 11月6日 於ブリュッセル首都圏
 11月24日 於リエージュ州、ルクセンブルグ州、リムブルグ州、アントワープ州
 12月1日 於ナミュール州、エノー州、東フランドル州、西フランドル州        
 12月8日 於フラームスブラバント州、ブラバンワロン州、ブリュッセル首都圏
 12月15日 於ベルギー全土(ゼネスト)
 詳細は直前まで判明しない場合もありますので,今後のストライキ及びデモに関係する交通情報や,鉄道,バス会社等の運行状況については,以下のホームページをご覧下さい。

通行止め等の道路情報
 ブリュッセル警察(仏):http://www.lokalepolitie.be/5339/fr/trafic/info-trafic.html
 ブリュッセル市(仏):http://www.bruxelles.be/artdet.cfm?id=8479&
        (英)(自動翻訳):http://www.brussels.be/artdet.cfm?id=8479&

 交通情報
  STIB-MIVB(ブリュッセル市公共交通)
  (仏):http://www.stib-mivb.be/index.htm?l=fr
  (英):http://www.stib-mivb.be/index.htm?l=en

 De Lijn (フランドル地域公共交通)
  (仏):http://www.delijn.be/fr/overdelijn/nieuws/index.html?vertaling=true
  (英):http://www.delijn.be/en/overdelijn/nieuws/index.html?vertaling=true

 TEC(ワロン地域公共交通)
  (仏):http://www.infotec.be/minformer/actualites/details.aspx?idnews=1821

2014年11月11日火曜日

ルーヴェンでお買い物 ・ 基礎情報

ベルギー(ルーヴェン)での買い物事情は日本のそれとは基本的に異なります。日本の都市部では24時間コンビニが至る所にあり、買い物で不便な思いをすることはほとんどないと思いますが、ここルーヴェンでは違います。
まず、日曜日は基本的に飲食店以外の小売店は休業。平日の営業は18時に閉店する(木曜日だけは若干夜遅くまで営業する場合がある)。市民の多くが市内の小売店や移動マルクトをよく利用する。日本では都市中心部の商店街が郊外ショッピングセンターに押されて閉店を余儀なくされていることがしばしばニュースになりますが、ルーヴェンではそのようなことはありません。土曜日の商店街や朝市マルクトの盛況ぶりは驚くほど。特にマルクトの賑わいはいかにも欧州らしい風情で、私は大好きです。

日本人である我々が日常の買い物をする場所としては、
・リング外の大型スーパー (DeLhaize、Carrefourなど)
・リング内の中規模スーパー
・センターの小売店
・カルフールエクスプレス(コンビニのようなもの)
・アジア(エスニック)食材店
・移動マルクト(大学図書館前金曜朝市、土曜花市、Heverlee駅前の日曜朝市など)
が考えられます。
そのほかブリュッセルまで足を運べば高級スーパーROBや日本食専門店があります。さらに、自家用車で長距離走れば、アウトレット(マースメッヘレン、オランダなど)、やIKEAなど大型店舗やショッピングセンターもあります。

<リング外の大型スーパー (DeLhaize、Carrefourなど)>
日本のスーパーと同じようなシステム。生活に必要な商品はほぼこちらでそろいます。営業時間が若干長く20時まで開店しています。各国食材コーナーに日本食材も若干あります。ポイントカードサービスもあります(サービスカウンターで申込み)。無料大型駐車場有

<リング内の中規模スーパー(Denon、Matchなど)>
センターの中心部にあるスーパー。営業時間は18時まで。基本的な商品はこちらで入手できます。ベギンホフの近くにはBio専門店のBIOSHOPもあり、こちらではBio食品として味噌や海苔、梅干しなど日本食品も若干売っています。

<小売店>
各種小売店はセンターのメインストリートBondgenotenlaanとDiestsestraat(歩行者天国)周辺に衣料品店や家電・家庭用品店などが多くあります。聖ペテロ教会からVisMarkt、Brusselstraatあたりに食糧品店などが多くあります。よく買い物にいっていたのは、肉屋・チーズ屋・パン屋・パスタ屋などです。そのほか電化製品のFNACや雑貨店HEMAなどをよく利用していました。

<カルフールエクスプレス>
日本のコンビニのような便利さには程遠いですが、日曜日に営業している唯一のスーパーなので、やはりよく利用していました。小規模ですがある程度のものは入手できます。土曜日は休業。

<アジア(エスニック)食材店>
アジア系の食材店はタイハウスや、エキゾチックワールドなど。日本食材もある程度入手できます。その他のエスニック食材店としてロシア系のスーパーなどもあります。
日本食品専門店はブリュッセルの田川やはるちゃん、ブリュッセル郊外のスーパー新羅(韓国系だが日本食充実)などです。
ちなみにお店ではありませんが、ルーヴェンの日本人会参加者で魚の共同購入をされている方もいます(北海水産)。

マルクト
金曜日: Ladeuzeplein、Herbert Hooverplein (07.00 - 13.00)
 (9月の金曜朝市は移動遊園地がLandeuzeplein周辺で開催されるのでマルクトは聖ペテロ教会周辺へ移動します)
土曜日: Brusselsestraat 周辺 (09.00 - 18.00)
日曜日: Heverlee駅前広場(08.00 - 13.00)
また、通常のマルクトとは別に、9月の第一土曜日には市内全域で大規模なイヤーマルクトが開催されます。12月には図書館前広場周辺でクリスマスマーケットが開催されます。また、お祭りに乗じてBondgenotenlaan周辺でさまざまなオープンマーケットが随時開催されます。こうしたマルクトでの季節の買い物も楽しいものです。
その他のルーヴェン周辺のマルクトの予定は
http://www.leuven.be/vrije-tijd/winkelen/markten/
参照してください


2014年3月31日月曜日

サマータイム

3月30日からサマータイムです。
これから10月26日(日)までの半年間あまり、
日本との時差は、ー7時間となります。

サマータイムのせいもあって、
これからはどんどん夜が短くなりますね。
夏至までのこの時期のルーヴェンは
最もウキウキする期間ではないでしょうか。

日本もいよいよ桜がほころんできましたよ。
今週には満開になりそうです。