ルーヴェンのカウントダウンは街全体がクラブのノリで、大勢の人がおしゃれしてアウデマルクトに集まって(雨の中、傘もささず!)、シャンパン片手に、DJステージからかかる音楽にあわせて、踊ったり歌ったりしながら、新年を迎えていました。花火が上がったり、爆竹ならしたり、かなり賑やかでした。
2012年12月31日月曜日
2012年12月30日日曜日
2012年12月28日金曜日
crèche クレッシュ(イエスの誕生の馬小屋)
キリストが降誕した場面を再現した馬小屋(クレッシュ)がGrote Marktにも設置されています。イエスが生まれたのは確か馬小屋のはずですが、ここにはなぜか何匹もの生きた羊が・・・?子供たちは羊と戯れるのを楽しんでるので、いいんですけどね。
カソリックの風習で、教会や広場に設置されていのは等身大のものですが、各家でもミニチュアのものを飾ってイエスの降誕を寿ぐそうです。24日の深夜のミサで それぞれのクレッシュに赤ちゃんのイエス・キリストが置かれます。
カソリックの風習で、教会や広場に設置されていのは等身大のものですが、各家でもミニチュアのものを飾ってイエスの降誕を寿ぐそうです。24日の深夜のミサで それぞれのクレッシュに赤ちゃんのイエス・キリストが置かれます。
(写真上:ルーヴェンのGrote Marktにあるcrèche)
(ブリュッセルのグランプラスにあるcrèche)
2012年12月27日木曜日
2012年12月26日水曜日
Ghent ゲント 12月
冬空のもと、ゲントに行ってきました
<日程>
10:36 Gent-St.Peters駅→トラム1番(7~8分)→コーレンマルクト下車→聖バーフ教会(ファンアイク兄弟作「神秘の子羊」)→12:30観光案内所→昼食→トラム24番→ベギンホフ→トラム24番→ゲント美術館→バス→Gent-St.Peters駅→17:03SNCB乗車→Leuven
<トラム>
SNCB(ベルギー国鉄)のIC停車駅であるGent-St.Peters駅から聖バーフ教会などのあるゲントの旧市街(コーレンマルクト)まではトラム1番に乗車して7~8分。駅前は2012年12月現在工事中なのでゴチャゴチャしていますが、Centrum行きのトラム乗り場ははっきりと表示してあるのでその案内に沿って行きましょう。De Lijnの回数券(フランダース地方のバス・トラム共通)で乗車できます。
<聖バーフ教会 St-Baafskatheedraal>
フレミッシュプリミティブの最高傑作・ファンアイク兄弟作・ゲントの祭壇画「神秘の子羊」。これを再びじっくり見るために今回ゲントに行きました。何度見ても素晴らしい、私の最も好きな絵。何時間見ても飽きない・・・。門外不出なので、日本に帰国したらもう二度と見ることができないかもしれないと思うと、余計、隅々まで目に焼き付けておきたくなります。ほんと、素晴らしい。
この祭壇画以外にも聖バーフ教会には、ルーベンスの「聖バーフの修道院入門」 や美しいステンドグラスなど見所満載。また、神秘の子羊が以前掲げられていた教会の祭壇部分もぜひ見て欲しいところ。
祭壇画のみ、4.00EUR(オーディオガイド付き・日本語有り)。
所要時間1時間半
おすすめ度 *****
<観光案内所>
この日は、鐘楼の横にある観光案内所は閉まっていました(トイレは利用できた)。代わりにフランドル伯居城の前の広場にある新しい観光案内所に行ってみました。様々な地図や情報が得られるので、個人旅行ではぜひ訪れておきたいこところでしょう。
<昼食・Restaurant De Witte Leeuw>
昼食を予定してたレストランがお休みだったので、急遽探して入店したレストラン。本日のランチ(12.00EUR)とゲント名物・ワーテルゾーイ+飲み物を注文して35.00EURくらい。旧市街の中心部に有り気軽な雰囲気で人気の様子でした。
Restaurant De Witte Leeuw
Bvba PPR-Team Graslei 6 9000 Ghent Belgium
Tel.: +32(0)9 223 48 58 Fax: +32(0)9 223 70 08 E-mail: dewitteleeuwgent@skynet.be
Open: Tuesday till Sunday from 11 o'clock till...The kitchen is open continually http://www.dewitteleeuwgent.be/en/home.html
おすすめ度 ***
<ベギンホフ>
ルーヴェンのベギンホフに住む身としては、各地のベギンホフを訪れないわけにはいきません。観光客も少なく、静かな雰囲気でした。
http://www.visitgent.be/en/node/8149/
<ゲント美術館>
2012年の9月から5年にわたって、聖バーフ教会の「神秘の子羊」は修復作業に入っています。教会に展示されている26枚のパネルは順次はずされて修復がおこなわれます。ゲント美術館では教会から運び出された祭壇画の修復の様子を見学することができます。私が訪れた時は、祭壇画扉面がこちらに運び出されて修復作業が行われていました。
実は、祭壇画は本来開閉されて拝礼するものですが、現在は信仰の対象というよりは美術品という位置づけになっているため、神秘の子羊は教会の展示室で扉があけられた状態で展示されています。そのため、本来閉じられた状態であれば一貫した風景となる祭壇画の表部分は、左右に分かれて鑑賞せざるを得ないものとなっています。しかし、この修復作業中は、扉面を並べて展示してくれているので、現在の展示方法に変わってからは絶対見ることのできなかった扉面絵画の繋がった様子を見ることができます。(下写真参照、写真はwikipediaから。ゲント祭壇画修復室のみ撮影不可)
祭壇画の修復作業の展示がこの美術館でおこなわれていることはあまり知られてないせいか、人も少なく、じっくりと絵画鑑賞できる穴場だなと思いました。
「神秘の子羊」以外にも、フランドル絵画の巨匠ヒエロニムス・ボスの最後の作品と言われる「十字架を担うキリスト」を含む2枚も所蔵しています(現存するボスの作品は少ないので希少です。数多くの傑作を抱えるスペインマドリードのプラド美術館でも、ボスの作品は美術館の重要作品の一つに位置づけられているほどの画家です)。さらに、14世紀から20世紀前半にわたるフランダース地方を中心とした作品を展示しています。小さいながらも見所のあるゲント美術館でした。
ただ、この美術館は、StPeters駅からちょっと離れた公園の敷地内にあってちょっとわかりにくい位置にあります。中心地からトラムで駅に向かい駅の二つ前くらいでおりました。一番近い停留所だと思ったのですが、それでも公園内を10分ほど歩かなければなりませんでした。帰りは、美術館横道路に駅行のバス停を見つけたのでそこからバス飛び乗って駅に戻りました(駅までバスで5分くらいだったでしょうか)。
入館料 3.50EUR
所要時間 2時間
おすすめ度**** 美術好きならぜひ
参考URL(ゲント祭壇画修復について)http://www.visitflanders.jp/where-to-go/cities/ghent/arts/the-adoration-of-the-mystic-lamb.jsp
参考URL(TV東京「美の巨人たち」ゲント祭壇画)
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/110402/
ブリュッセルとブリュージュというベルギーを代表する観光都市に挟まれているため、ゲントを省略してしまう観光客は少なくないですが、わたしはゲントのしっとりとした雰囲気がとても気に入っています。ぜひ訪れて中世の雰囲気あふれるベルギー街歩きの醍醐味を味わっていただきたいなぁと思います。
<日程>
10:36 Gent-St.Peters駅→トラム1番(7~8分)→コーレンマルクト下車→聖バーフ教会(ファンアイク兄弟作「神秘の子羊」)→12:30観光案内所→昼食→トラム24番→ベギンホフ→トラム24番→ゲント美術館→バス→Gent-St.Peters駅→17:03SNCB乗車→Leuven
<トラム>
SNCB(ベルギー国鉄)のIC停車駅であるGent-St.Peters駅から聖バーフ教会などのあるゲントの旧市街(コーレンマルクト)まではトラム1番に乗車して7~8分。駅前は2012年12月現在工事中なのでゴチャゴチャしていますが、Centrum行きのトラム乗り場ははっきりと表示してあるのでその案内に沿って行きましょう。De Lijnの回数券(フランダース地方のバス・トラム共通)で乗車できます。
<聖バーフ教会 St-Baafskatheedraal>
フレミッシュプリミティブの最高傑作・ファンアイク兄弟作・ゲントの祭壇画「神秘の子羊」。これを再びじっくり見るために今回ゲントに行きました。何度見ても素晴らしい、私の最も好きな絵。何時間見ても飽きない・・・。門外不出なので、日本に帰国したらもう二度と見ることができないかもしれないと思うと、余計、隅々まで目に焼き付けておきたくなります。ほんと、素晴らしい。
この祭壇画以外にも聖バーフ教会には、ルーベンスの「聖バーフの修道院入門」 や美しいステンドグラスなど見所満載。また、神秘の子羊が以前掲げられていた教会の祭壇部分もぜひ見て欲しいところ。
祭壇画のみ、4.00EUR(オーディオガイド付き・日本語有り)。
所要時間1時間半
おすすめ度 *****
<観光案内所>
この日は、鐘楼の横にある観光案内所は閉まっていました(トイレは利用できた)。代わりにフランドル伯居城の前の広場にある新しい観光案内所に行ってみました。様々な地図や情報が得られるので、個人旅行ではぜひ訪れておきたいこところでしょう。
<昼食・Restaurant De Witte Leeuw>
昼食を予定してたレストランがお休みだったので、急遽探して入店したレストラン。本日のランチ(12.00EUR)とゲント名物・ワーテルゾーイ+飲み物を注文して35.00EURくらい。旧市街の中心部に有り気軽な雰囲気で人気の様子でした。
Restaurant De Witte Leeuw
Bvba PPR-Team Graslei 6 9000 Ghent Belgium
Tel.: +32(0)9 223 48 58 Fax: +32(0)9 223 70 08 E-mail: dewitteleeuwgent@skynet.be
Open: Tuesday till Sunday from 11 o'clock till...The kitchen is open continually http://www.dewitteleeuwgent.be/en/home.html
おすすめ度 ***
<ベギンホフ>
ルーヴェンのベギンホフに住む身としては、各地のベギンホフを訪れないわけにはいきません。観光客も少なく、静かな雰囲気でした。
http://www.visitgent.be/en/node/8149/
<ゲント美術館>
2012年の9月から5年にわたって、聖バーフ教会の「神秘の子羊」は修復作業に入っています。教会に展示されている26枚のパネルは順次はずされて修復がおこなわれます。ゲント美術館では教会から運び出された祭壇画の修復の様子を見学することができます。私が訪れた時は、祭壇画扉面がこちらに運び出されて修復作業が行われていました。
実は、祭壇画は本来開閉されて拝礼するものですが、現在は信仰の対象というよりは美術品という位置づけになっているため、神秘の子羊は教会の展示室で扉があけられた状態で展示されています。そのため、本来閉じられた状態であれば一貫した風景となる祭壇画の表部分は、左右に分かれて鑑賞せざるを得ないものとなっています。しかし、この修復作業中は、扉面を並べて展示してくれているので、現在の展示方法に変わってからは絶対見ることのできなかった扉面絵画の繋がった様子を見ることができます。(下写真参照、写真はwikipediaから。ゲント祭壇画修復室のみ撮影不可)
祭壇画の修復作業の展示がこの美術館でおこなわれていることはあまり知られてないせいか、人も少なく、じっくりと絵画鑑賞できる穴場だなと思いました。
「神秘の子羊」以外にも、フランドル絵画の巨匠ヒエロニムス・ボスの最後の作品と言われる「十字架を担うキリスト」を含む2枚も所蔵しています(現存するボスの作品は少ないので希少です。数多くの傑作を抱えるスペインマドリードのプラド美術館でも、ボスの作品は美術館の重要作品の一つに位置づけられているほどの画家です)。さらに、14世紀から20世紀前半にわたるフランダース地方を中心とした作品を展示しています。小さいながらも見所のあるゲント美術館でした。
ただ、この美術館は、StPeters駅からちょっと離れた公園の敷地内にあってちょっとわかりにくい位置にあります。中心地からトラムで駅に向かい駅の二つ前くらいでおりました。一番近い停留所だと思ったのですが、それでも公園内を10分ほど歩かなければなりませんでした。帰りは、美術館横道路に駅行のバス停を見つけたのでそこからバス飛び乗って駅に戻りました(駅までバスで5分くらいだったでしょうか)。
入館料 3.50EUR
所要時間 2時間
おすすめ度**** 美術好きならぜひ
参考URL(ゲント祭壇画修復について)http://www.visitflanders.jp/where-to-go/cities/ghent/arts/the-adoration-of-the-mystic-lamb.jsp
参考URL(TV東京「美の巨人たち」ゲント祭壇画)
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/110402/
ブリュッセルとブリュージュというベルギーを代表する観光都市に挟まれているため、ゲントを省略してしまう観光客は少なくないですが、わたしはゲントのしっとりとした雰囲気がとても気に入っています。ぜひ訪れて中世の雰囲気あふれるベルギー街歩きの醍醐味を味わっていただきたいなぁと思います。
2012年12月23日日曜日
天皇誕生日 テレビニュース
euronewsで天皇誕生日のニュースを放映していました。
天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、皇太子ご夫妻の順番で撮影されていました。
http://prod-euronews.euronews.net/2012/12/23/imperial-birthday-as-emperor-akihito-turns-79/
Japanese Emperor Akihito has turned 79 and reassured thousands of well-wishers that he is in good health, following his heart bypass surgery last February.
The Emperor gave a birthday address from the balcony of the Imperial Palace as crowds braved the cold to offer their congratulations.
“I will continue to keep the survivors of the March 11th earthquake and tsunami in my thoughts as well as pray for the happiness of all Japanese citizens,” he said.
In the year following the earthquake/tsunami strike of 2011 studies show that changes in lifestyle and a lack of exercise have seen older evacuees fall ill or develop dementia.
Emperor Akihito sympathised with Japan’s rapidly aging population and urged them to take up exercise and said how much he benefited from his morning walks.
天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、皇太子ご夫妻の順番で撮影されていました。
http://prod-euronews.euronews.net/2012/12/23/imperial-birthday-as-emperor-akihito-turns-79/
Japanese Emperor Akihito has turned 79 and reassured thousands of well-wishers that he is in good health, following his heart bypass surgery last February.
The Emperor gave a birthday address from the balcony of the Imperial Palace as crowds braved the cold to offer their congratulations.
“I will continue to keep the survivors of the March 11th earthquake and tsunami in my thoughts as well as pray for the happiness of all Japanese citizens,” he said.
In the year following the earthquake/tsunami strike of 2011 studies show that changes in lifestyle and a lack of exercise have seen older evacuees fall ill or develop dementia.
Emperor Akihito sympathised with Japan’s rapidly aging population and urged them to take up exercise and said how much he benefited from his morning walks.
2012年12月19日水曜日
ブリュッセル クリスマスマーケット
ブリュッセルのクリスマスマーケットはセントカトリーヌ広場を中心に市内各所でおこなわれています。セントカトリーヌ広場のクリスマスマーケットは、古典的なクリスマスグッズを売る屋台よりいろいろなお土産物を売る屋台が多かったかな。食べ物もいろいろ。伝統的なクリスマスマーケットの飲み物「グリューワイン(温かい赤ワインにスパイスを入れたもの)」もありましたが、それ以外の飲み物や食べ物を売る屋台も多かったです。さらに広場の中心には、アイススケートリンクが設営されていたり、観覧車も設置されていたりと、伝統的なクリスマスマーケットというよりは冬の遊びを楽しむイベントといった感じでした。
http://visitbrussels.be/bitc/BE_en/minisite_winterwonders.do
http://visitbrussels.be/bitc/BE_en/minisite_winterwonders.do
Many are not fans of Brussels’ modern art Christmas tree
この工事現場の足場のような、ルービックキューブの出来損ないのようなものなんだかわかります?これが今年のブリュッセル・グランプラスのメイン・クリスマスツリーなんですよ。何だこりゃ???ヨーロッパのクリスマスといえば、本物の大きな樅の木に美しいライトアップがお決まりじゃないのかな。
このモダンな(?)クリスマスツリーは、クリスマスツリーのスポンサーであるエレクロラベル(ベルギーの電力会社)の意向で決まったらしい。パネルの中には電気がついて、さらに、この足場=クリスマスツリーの上まで観光客が登って、グランプラスを上から眺められるという趣向(ただし有料)。昨今の欧州通貨危機でベルギーの経済も沈みがち、したがって電力消費も抑えられがちなので、電力会社としてはより多くの電力を使うクリスマスツリーにした上に、入場料金もとって少しでも補填しようという考えもあったようですが・・・。あまりにも伝統的なクリスマスツリーとはかけ離れた形状に、昨今増加中のブリュッセル在住のイスラム教徒に配慮したのではという噂も立つほど(これは市当局が否定しましたが)。とにかく、賛否両論(賛意は少なかったみたいだけど)。モダンで面白いという人も若干はいたようですが、ほぼ否定的なご意見。とうとう、euronewsでも取り上げられてしまいまして、欧州中にこの醜いクリスマスツリーの映像が配信されてしまいました(下記URL参照)。
というわけで、普通は年明け1月6日まで飾られるクリスマスツリーですが、今年度はクリスマス当日が終わったら早々に撤収されてしまいました(1月4日に行った時にはもうこのツリーありませんでした)。この顛末を受けて、来年はどんなクリスマスツリーになるのでしょうか?楽しみですね。
Many are not fans of Brussels’ modern art Christmas tree
12/11 23:03 CET
http://www.euronews.com/2012/11/12/many-are-not-fans-of-brussels-modern-art-christmas-tree
A petition calling for a real Christmas tree in Brussels’ Grand Place has attracted 10,000 signatures.
Angering traditionalists, the Belgian city’s tourist board has commissioned a 25-metre installation made from screens that will put on light and sound displays.
Reassuring people that the festivities will be just as authentic, president of Brussels Tourism Philippe Close said: “Let’s be clear, there’ll be a Christmas tree and a nativity scene. Christmas traditions will be respected.
“The theme this year is “winter pleasures” at the huge Christmas market that has a worldwide reputation. We wanted to emphasize culture and modernity, so asked artists to reinvent the Christmas tree, which is actually a pagan symbol,” he explained.
There have been attempts to stir racial tensions, with some falsely blaming the switch from the usual real Christmas tree on offended Muslims.
このモダンな(?)クリスマスツリーは、クリスマスツリーのスポンサーであるエレクロラベル(ベルギーの電力会社)の意向で決まったらしい。パネルの中には電気がついて、さらに、この足場=クリスマスツリーの上まで観光客が登って、グランプラスを上から眺められるという趣向(ただし有料)。昨今の欧州通貨危機でベルギーの経済も沈みがち、したがって電力消費も抑えられがちなので、電力会社としてはより多くの電力を使うクリスマスツリーにした上に、入場料金もとって少しでも補填しようという考えもあったようですが・・・。あまりにも伝統的なクリスマスツリーとはかけ離れた形状に、昨今増加中のブリュッセル在住のイスラム教徒に配慮したのではという噂も立つほど(これは市当局が否定しましたが)。とにかく、賛否両論(賛意は少なかったみたいだけど)。モダンで面白いという人も若干はいたようですが、ほぼ否定的なご意見。とうとう、euronewsでも取り上げられてしまいまして、欧州中にこの醜いクリスマスツリーの映像が配信されてしまいました(下記URL参照)。
というわけで、普通は年明け1月6日まで飾られるクリスマスツリーですが、今年度はクリスマス当日が終わったら早々に撤収されてしまいました(1月4日に行った時にはもうこのツリーありませんでした)。この顛末を受けて、来年はどんなクリスマスツリーになるのでしょうか?楽しみですね。
Many are not fans of Brussels’ modern art Christmas tree
12/11 23:03 CET
http://www.euronews.com/2012/11/12/many-are-not-fans-of-brussels-modern-art-christmas-tree
A petition calling for a real Christmas tree in Brussels’ Grand Place has attracted 10,000 signatures.
Angering traditionalists, the Belgian city’s tourist board has commissioned a 25-metre installation made from screens that will put on light and sound displays.
Reassuring people that the festivities will be just as authentic, president of Brussels Tourism Philippe Close said: “Let’s be clear, there’ll be a Christmas tree and a nativity scene. Christmas traditions will be respected.
“The theme this year is “winter pleasures” at the huge Christmas market that has a worldwide reputation. We wanted to emphasize culture and modernity, so asked artists to reinvent the Christmas tree, which is actually a pagan symbol,” he explained.
There have been attempts to stir racial tensions, with some falsely blaming the switch from the usual real Christmas tree on offended Muslims.
2012年12月15日土曜日
The candle night at Begijnhof ベギンホフ・キャンドルナイト
ルーヴェン市の冬のイベントのひとつ、ベギンホフキャンドル・ナイトが開催されました。
なかなか幻想的で素敵でした。
イベントが始まる前にちょっと雨が降ったので、消えてしまっていたロウソクが多く、住民のひとりとしてちょっとだけお手伝いボランティア。自分の棟の前のキャンドルだけつけて回りました。かなりの人出でした。 冬の長い夜を楽しむイベントでした。
イベントが終わったら、ちゃんと市役所の担当者が片付けて行ってくれました。さすが。火があると危ないですものね(ベギンホフは本来火気厳禁なのです)
なかなか幻想的で素敵でした。
イベントが始まる前にちょっと雨が降ったので、消えてしまっていたロウソクが多く、住民のひとりとしてちょっとだけお手伝いボランティア。自分の棟の前のキャンドルだけつけて回りました。かなりの人出でした。 冬の長い夜を楽しむイベントでした。
イベントが終わったら、ちゃんと市役所の担当者が片付けて行ってくれました。さすが。火があると危ないですものね(ベギンホフは本来火気厳禁なのです)
ルーヴェン クリスマスマーケット
ルーヴェンのクリスマスマーケットは図書館前広場と隣接するHerbert Hooverpleinで開催されています。図書館前広場には、サンタクロースのおうちもありました。(シンタクラースの他に、サンタクロースも来てくれるなんて、ベルギーの子供たちは幸せだなぁ)
屋台は、古典的なクリスマスグッズやグリューワイン(温かいワインにスパイスを入れたもの)を販売するスタンドの他に、家庭用品を販売するお店などもありました。昼間には、ドイツ風ホットドッグ屋さんで、ホットドッグとビールを楽しみ、ポーランド食器のお店でお土産を物色。日が暮れるとすべてがライトアップされてムード満点。音楽の演奏やイベントなどが開催されて冬の長~い夜を楽しめるようになっているんですね。とっても素敵なクリスマスマーケットでした。
2013年の予定:12月13日から22日Herbert Hooverplein 及び Mgr. Ladeuzepleinにて
屋台は、古典的なクリスマスグッズやグリューワイン(温かいワインにスパイスを入れたもの)を販売するスタンドの他に、家庭用品を販売するお店などもありました。昼間には、ドイツ風ホットドッグ屋さんで、ホットドッグとビールを楽しみ、ポーランド食器のお店でお土産を物色。日が暮れるとすべてがライトアップされてムード満点。音楽の演奏やイベントなどが開催されて冬の長~い夜を楽しめるようになっているんですね。とっても素敵なクリスマスマーケットでした。
2012年12月12日水曜日
Winter Season ルーヴェン 冬のイベント
シンタクラースのイベントが終わると、ルーヴェン市の冬(クリスマスと新年)のイベントが始まります。詳細は以下のサイトで確認。オープニングイベントとして、今夜は花火が上がってました。
http://www.leuven.be/en/tourism/winter-season/programme/
Opening event
http://www.leuven.be/en/tourism/winter-season/programme/
Opening event
wednesday 12 december 2012 | 5 P.M. | Grote Markt | free
Winter in Leuven will be getting off to a great start with a high-quality musical Christmas party on the Grote Markt. Kris Wauters & Friends will be performing swinging versions of classic Christmas songs.
The party will then move on in the warm glow of hundreds of torches and make its way to Mgr. Ladeuzeplein for the start of the 25th edition of the Leuven Christmas Market.
Firework at 8.30 P.M. in the city park.
Firework at 8.30 P.M. in the city park.
公式HPより |
2012年12月5日水曜日
王立美術・歴史博物館 (Musées Royaux d'Art et d'Histoire)
サンカントネールの凱旋門の右翼にある王立美術・歴史博物館。大英博物館のミニチュア版という感じで、ギリシア、ローマ、エジプトなどの美術品やベルギーのタペストリーなど展示。日本の貴重な浮世絵や掛け軸なども所蔵しているらしいのですが、残念ながら公開はされていません。KULeuvenの日本学科の教授の案内で、そうした貴重な日本美術を特別に見る機会もあったのですが、残念ながらその時は都合が合わずいけませんでした。今回は一般の入場者として訪れたのでそうした非公開の貴重な所蔵品を見ることはできませんでしたが、それなりに楽しむことはできました。特にベルギーの黄金時代を支えた産業であるタペストリーは素晴らしいものがありました。
Open:火から日9:30-17:00(土日祝日は10:00-)
Closed:月曜、1/1、5/1、11/1、11/11、12/25
入館料:5EUR 毎月第1水曜13:00以降無料
住所 : 10, parc du Cinquantenaire - 1000 Bruxelles
電話 : +32(0)2 741 72 11
公式URL : http://www.kmkg-mrah.be/
Open:火から日9:30-17:00(土日祝日は10:00-)
Closed:月曜、1/1、5/1、11/1、11/11、12/25
入館料:5EUR 毎月第1水曜13:00以降無料
住所 : 10, parc du Cinquantenaire - 1000 Bruxelles
電話 : +32(0)2 741 72 11
公式URL : http://www.kmkg-mrah.be/
2012年12月4日火曜日
在外選挙
2012年12月16日。日本では総選挙がおこなわれました。これに先立ち、在外公館では海外に居住する邦人による投票が実施されました。現在は、在外でも衆議院比例区と選挙区選挙(出国直前に住んでいた市町村の選挙区)に投票できます。
海外に在住していながら日本の国政選挙に投票したい方は、在外選挙人登録を事前に行っておく必要があります。詳しい手続きはリンクをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/
海外に在住していながら日本の国政選挙に投票したい方は、在外選挙人登録を事前に行っておく必要があります。詳しい手続きはリンクをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/
2012年12月2日日曜日
KU Leuven sports center
Tervuursevest 101 3001 Heverlee Tel. 16 32 91 30 E-mail sport@kuleuven.be
参考URL http://www.kuleuven.be/sport/english/index.htm
体育館 入口をはいってすぐ左手にDayTicketの自販機あります |
自販機 お釣りは出ません |
プールの出入り口。体育館の左手横の奥にあります |
2012年11月30日金曜日
Zwembad Kessel-Lo 市営スイミングプール
ルーヴェン市民になると旧市庁舎で市民説明会が開かれます。その際、ルーヴェン市内で使えるクーポン冊子をくれるのですが、その中の1枚に市営スイミングプールの無料券が入っていました。しっかりものの(ケチな?)私としては、せっかくの無料券ですから無駄にはしません。バスを乗り継いで、Kessel-Loのプールへとやってきました。
(Leuven駅から370番などのバスに乗り、Kessel-Lo Park Heuvelhofで下車)
スイミングプールは、広いスポーツ公園の中にあります。陸上競技場やサッカー場もある公園の一角の体育館の1階(日本風に言うと2階)にスイミングプールがあります。25M×6レーンのプール1面と幼児用の浅いプールがあります。
ちなみに、この体育館の0階には畳の道場もあって、道着を着た子供たちが武道の練習をしていましたよ。
Locatie: Zwembad Kessel-Lo
Tel. :016 25 34 80
Stadionlaan 4, 3010 Leuven
http://www.leuven.be/vrije-tijd/sport/sportaccommodatie/zwembaden/overzicht-zwembaden/zwembad-kessel-lo.jsp
(Leuven駅から370番などのバスに乗り、Kessel-Lo Park Heuvelhofで下車)
スイミングプールは、広いスポーツ公園の中にあります。陸上競技場やサッカー場もある公園の一角の体育館の1階(日本風に言うと2階)にスイミングプールがあります。25M×6レーンのプール1面と幼児用の浅いプールがあります。
ちなみに、この体育館の0階には畳の道場もあって、道着を着た子供たちが武道の練習をしていましたよ。
Locatie: Zwembad Kessel-Lo
Tel. :016 25 34 80
Stadionlaan 4, 3010 Leuven
http://www.leuven.be/vrije-tijd/sport/sportaccommodatie/zwembaden/overzicht-zwembaden/zwembad-kessel-lo.jsp
大きな地図で見る
Leuven市にはここ以外にSportoase という大変立派なスポーツ施設があります。市民に広く利用されているようでした。ただ私は利用したことはないので詳しい使用方法はよくわかりません。インターネットも英語表記がないので・・・。詳しくご存知の方がおられたら教えていただければ幸いです。一応プール利用料金だけ記載しておきます。(ルーヴェン市民)大人5.00EUR,
10回券35.00EUR、12歳以下子供2.00EUR 10回券15.00EUR 市民以外だと0.5EUR料金が上がります。
Sportoase Philipssilte 6 3000 Leuven TEL:016 740 740
http://www.sportoase.be/nl/
10回券35.00EUR、12歳以下子供2.00EUR 10回券15.00EUR 市民以外だと0.5EUR料金が上がります。
Sportoase Philipssilte 6 3000 Leuven TEL:016 740 740
http://www.sportoase.be/nl/
2012年11月29日木曜日
ルーヴェンでお買い物・朝市
ルーヴェンでお買い物する楽しみは、何といっても朝市です。
朝市のスケジュールは、Leuven市のHPで確認できます。
私は、主に金曜日の図書館前広場のマルクトと日曜日のHeverlee駅前のマルクトに行っています。マルクトの店員さんは下手な英語/フラマン語でもたいてい笑顔で応対してくれます。ただ時々、不愉快な顔で応対をされることもありますが・・・。まあ、くじけずお買い物に行き続ければ、顔なじみになって買い物も楽しくなってきます。私の、お気に入りのお店の写真をいくつか貼っておきます。
このほか、ルーヴェンの土曜市は、普通の食材の他、小さな骨董市もやっています。土曜市は午後までやっているので観光客でも楽しめます。土曜市の場所はBrusselsestraatとLayenspleinあたり。(聖ペテロ教会の近く)
朝市のスケジュールは、Leuven市のHPで確認できます。
私は、主に金曜日の図書館前広場のマルクトと日曜日のHeverlee駅前のマルクトに行っています。マルクトの店員さんは下手な英語/フラマン語でもたいてい笑顔で応対してくれます。ただ時々、不愉快な顔で応対をされることもありますが・・・。まあ、くじけずお買い物に行き続ければ、顔なじみになって買い物も楽しくなってきます。私の、お気に入りのお店の写真をいくつか貼っておきます。
お肉屋さん 豚バラ肉の薄切りを頼んでいます (Heverlee Leuven金曜朝市どちらにも出店してます) |
チキンの丸焼き、スペアリブ、パエリヤなどなどどれも美味しいHeverleeのお店 |
お気に入りのチーズ屋さん Leuven金曜朝市 下手でも臆せずフラマン語で注文するととても喜んでくれます |
きのこ専門店 一度だけ生のポルチーニ茸がありました 信じられないほどの香り!イタリア版松茸かな? |
シコン(チコリ)専門店 農家の方みたいです |
Heverleeの魚屋さん Heverleeの朝市へ行った時は必ずここで買い物します |
2012年11月28日水曜日
Antwerp アントワープ 11月
アントワープに行ってきました。毎月最終水曜日はアントワープのいくつかの博物館が無料になります。それを目当てに出かけてまいりました。
<当日のルート>
9:20Leuven→(SNCB)→10:18アントワープ中央駅→(Metro)→チョコレートショップ「Hans Burie」→マイヤー・ヴァン・デン・ベルグ美術館→プランタン・モレトウス印刷博物館→ (Metro) →昼食→ (Metro) →ノートルダム大聖堂→市庁舎→聖ヤコブ教会→ベギンホフ→15:42アントワープ中央駅(SNCB)→Leuven
<アントワープ中央駅>レオポルド2世の命令よって着工された壮麗な駅舎。これを見るだけでもアントワープに来る価値あります。0階にインフォメーションセンターがありますので、ここでアントワープの地図を入手して(無料)、街歩きに出かけましょう。トイレや(有料0.5EUR)大きな荷物を入れられるコインロッカーもあります。
<Metro>
De Lijn(フランダース地区の公共交通機関)運営のメトロ。中央駅から地下で直結しています。市内中心部へは徒歩でも20分くらいですが、今回は地下鉄で行きました。GroenPlaats駅で下車
<チョコレートショップ「Hans Burie」>
サッカー日本代表ゴールキーパー・川島選手がTV番組「アナザー・スカイ」の中で紹介していたアントワープの高級チョコレートショップ。Antwerpen(手を投げるの意)の名前にちなんだ「手」の形をしたチョコやダイヤモンドの形のチョコなどあり、お土産にも適した品揃え。もちろんプラリネもいろいろ。プラリネ4個を購入(
3.85EUR)。
Hans Burie
Gasthuisstraat 3. 2000 Antwerpen.
TEL. +32(0) 3 232 36 88. FAX. +32(0) 3 231 33 49
周辺のショップも皆おしゃれ。ウィンドウ・ショッピングも楽しいエリア。
<マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館>
貴族のマイエル・ヴァン・デン・ベルグ氏の邸宅を改装し彼が蒐集したコレクションを中心に展示。ピーテル・ブリューゲルの「狂女フリート」は必見。ブリューゲル絵画の面白さに惹きつけられました。貴族の館の雰囲気も味わえます。おすすめ美術館。
Museum Mayer van den Bergh
Lange Gasthuisstraat 19 2000 Antwerpen
03 338 81 88 fax +32 3 338 81 99
open from Tuesday to Sunday 10am to 5pm 大人 8.00EUR
毎月最終水曜日 無料
<プランタン・モレトウス印刷博物館>
活版印刷の工房を保存・展示している博物館。港湾都市として発展したアントワープ。船の運航に欠かせない地図の印刷はこの地の大きな産業でした。古い書物やエッチングの原版などが展示され、また活版印刷工房の様子が保存されていて、当時の様子がよくわかります。工房見学大好きなので、この博物館は個人的にとってもツボでした。2005年世界遺産登録。
参考TV番組:http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards602.html
Museum Plantin-Moretus V
rijdagmarkt 22-23 2000 Antwerpen tel.
+32 3 221 14 50
fax +32 3 221 14 71
Open from Tuesday to Sunday 10:00 - 17:00 大人 8.00EUR
毎月最終水曜日 無料
<昼食・Korean Restaurant Ariran>
アントワープ中央駅の近くには中華街・エスニック街があります。今回はここで昼食。
Arirang Statiestraat 8, Antwerp TEL03 2322594
左上:ビビンパ15.00EUR 左下:韓国お惣菜
右下:Soup with beef, leek, Chinese cabbage and radish 15.50EUR
<トラム>
トラム10番で街の中心に戻ろうと思ったのですが、この日はストライキだったようでいくら待ってもトラムはやってきません。仕方なくメトロ利用。欧州では、突然ストや通行止めなどと直面することがあるので、ひるまず迂回方法を考えなければなりません。日本ではちょっと考えられないことなので、こういう点は疲れますね。
<ノートルダム大聖堂>
言わずと知れた、アントワープの観光名所。「フランダースの犬」「ネロ少年」「ルーベンスの絵」というキーワードで多くの日本人が訪れています。静謐な雰囲気と迫力あるルーベンス絵画を堪能できます。ただ、今回は教会の修復工事中でしたので以前に来た時より味わいが欠けていたかな。ちょっと残念でした。
De Kathedraal Groenplaats 21 2000 Antwerpen
大人 5.00EUR Tel: 32 (0)3 213 99 51 Fax: 32 (0)3 231 86 17
<市庁舎・市庁舎前広場>
アントワープの名前の由来となったブラボー伝説の像がある市庁舎前広場。ここは良いフォトポイントです。市庁舎内部へは一階の一部分に入れるだけ。残念ながら、ネロ少年が絵画展に落選・落胆したという物語の舞台となった、「市庁舎の階段」を直接見ることは叶いませんでした。
Grote Markt 1, 2000 Antwerpen 03 221 13 33
<聖ヤコブ教会>
ルーベンスが眠る教会。ルーベンスの絵画もあるという。この日は残念ながら非公開でした。
<ベギンホフ>
世界遺産。ベギン会修道院の共同住宅エリア。おしゃれでモダン、活気のあるアントワープの街の中で、タイムスリップしたような中世の趣があふれる一角です。
<SNCB>
アントワープ中央駅からルーヴェンへ。途中、25分も停車して(理由不明)、予定時刻より30分近く遅れてルーヴェンに到着しました。
<ひとこと>
アントワープ王立美術館は2017年まで改装のため閉館中。フランダース絵画の秀作を沢山所有しているので訪れたかったのですが・・・。その点は、とても残念した。冬の寒い一日でしたが、おしゃれで活気ある街並みとブリューゲル絵画と歴史ある建物を楽しむことができました
<当日のルート>
9:20Leuven→(SNCB)→10:18アントワープ中央駅→(Metro)→チョコレートショップ「Hans Burie」→マイヤー・ヴァン・デン・ベルグ美術館→プランタン・モレトウス印刷博物館→ (Metro) →昼食→ (Metro) →ノートルダム大聖堂→市庁舎→聖ヤコブ教会→ベギンホフ→15:42アントワープ中央駅(SNCB)→Leuven
<アントワープ中央駅>レオポルド2世の命令よって着工された壮麗な駅舎。これを見るだけでもアントワープに来る価値あります。0階にインフォメーションセンターがありますので、ここでアントワープの地図を入手して(無料)、街歩きに出かけましょう。トイレや(有料0.5EUR)大きな荷物を入れられるコインロッカーもあります。
<Metro>
De Lijn(フランダース地区の公共交通機関)運営のメトロ。中央駅から地下で直結しています。市内中心部へは徒歩でも20分くらいですが、今回は地下鉄で行きました。GroenPlaats駅で下車
<チョコレートショップ「Hans Burie」>
サッカー日本代表ゴールキーパー・川島選手がTV番組「アナザー・スカイ」の中で紹介していたアントワープの高級チョコレートショップ。Antwerpen(手を投げるの意)の名前にちなんだ「手」の形をしたチョコやダイヤモンドの形のチョコなどあり、お土産にも適した品揃え。もちろんプラリネもいろいろ。プラリネ4個を購入(
3.85EUR)。
Hans Burie
Gasthuisstraat 3. 2000 Antwerpen.
TEL. +32(0) 3 232 36 88. FAX. +32(0) 3 231 33 49
周辺のショップも皆おしゃれ。ウィンドウ・ショッピングも楽しいエリア。
左 BURIEのウィンドウ 右 インテリアショップのクリスマスディスプレイ |
貴族のマイエル・ヴァン・デン・ベルグ氏の邸宅を改装し彼が蒐集したコレクションを中心に展示。ピーテル・ブリューゲルの「狂女フリート」は必見。ブリューゲル絵画の面白さに惹きつけられました。貴族の館の雰囲気も味わえます。おすすめ美術館。
Museum Mayer van den Bergh
Lange Gasthuisstraat 19 2000 Antwerpen
03 338 81 88 fax +32 3 338 81 99
open from Tuesday to Sunday 10am to 5pm 大人 8.00EUR
毎月最終水曜日 無料
<プランタン・モレトウス印刷博物館>
活版印刷の工房を保存・展示している博物館。港湾都市として発展したアントワープ。船の運航に欠かせない地図の印刷はこの地の大きな産業でした。古い書物やエッチングの原版などが展示され、また活版印刷工房の様子が保存されていて、当時の様子がよくわかります。工房見学大好きなので、この博物館は個人的にとってもツボでした。2005年世界遺産登録。
参考TV番組:http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards602.html
Museum Plantin-Moretus V
rijdagmarkt 22-23 2000 Antwerpen tel.
+32 3 221 14 50
fax +32 3 221 14 71
Open from Tuesday to Sunday 10:00 - 17:00 大人 8.00EUR
毎月最終水曜日 無料
<昼食・Korean Restaurant Ariran>
アントワープ中央駅の近くには中華街・エスニック街があります。今回はここで昼食。
Arirang Statiestraat 8, Antwerp TEL03 2322594
左上:ビビンパ15.00EUR 左下:韓国お惣菜
右下:Soup with beef, leek, Chinese cabbage and radish 15.50EUR
<トラム>
トラム10番で街の中心に戻ろうと思ったのですが、この日はストライキだったようでいくら待ってもトラムはやってきません。仕方なくメトロ利用。欧州では、突然ストや通行止めなどと直面することがあるので、ひるまず迂回方法を考えなければなりません。日本ではちょっと考えられないことなので、こういう点は疲れますね。
<ノートルダム大聖堂>
言わずと知れた、アントワープの観光名所。「フランダースの犬」「ネロ少年」「ルーベンスの絵」というキーワードで多くの日本人が訪れています。静謐な雰囲気と迫力あるルーベンス絵画を堪能できます。ただ、今回は教会の修復工事中でしたので以前に来た時より味わいが欠けていたかな。ちょっと残念でした。
De Kathedraal Groenplaats 21 2000 Antwerpen
大人 5.00EUR Tel: 32 (0)3 213 99 51 Fax: 32 (0)3 231 86 17
<市庁舎・市庁舎前広場>
アントワープの名前の由来となったブラボー伝説の像がある市庁舎前広場。ここは良いフォトポイントです。市庁舎内部へは一階の一部分に入れるだけ。残念ながら、ネロ少年が絵画展に落選・落胆したという物語の舞台となった、「市庁舎の階段」を直接見ることは叶いませんでした。
Grote Markt 1, 2000 Antwerpen 03 221 13 33
<聖ヤコブ教会>
ルーベンスが眠る教会。ルーベンスの絵画もあるという。この日は残念ながら非公開でした。
<ベギンホフ>
世界遺産。ベギン会修道院の共同住宅エリア。おしゃれでモダン、活気のあるアントワープの街の中で、タイムスリップしたような中世の趣があふれる一角です。
<SNCB>
アントワープ中央駅からルーヴェンへ。途中、25分も停車して(理由不明)、予定時刻より30分近く遅れてルーヴェンに到着しました。
<ひとこと>
アントワープ王立美術館は2017年まで改装のため閉館中。フランダース絵画の秀作を沢山所有しているので訪れたかったのですが・・・。その点は、とても残念した。冬の寒い一日でしたが、おしゃれで活気ある街並みとブリューゲル絵画と歴史ある建物を楽しむことができました
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