ベルギー(ルーヴェン)での買い物事情は日本のそれとは基本的に異なります。日本の都市部では24時間コンビニが至る所にあり、買い物で不便な思いをすることはほとんどないと思いますが、ここルーヴェンでは違います。
まず、日曜日は基本的に飲食店以外の小売店は休業。平日の営業は18時に閉店する(木曜日だけは若干夜遅くまで営業する場合がある)。市民の多くが市内の小売店や移動マルクトをよく利用する。日本では都市中心部の商店街が郊外ショッピングセンターに押されて閉店を余儀なくされていることがしばしばニュースになりますが、ルーヴェンではそのようなことはありません。土曜日の商店街や朝市マルクトの盛況ぶりは驚くほど。特にマルクトの賑わいはいかにも欧州らしい風情で、私は大好きです。
日本人である我々が日常の買い物をする場所としては、
・リング外の大型スーパー (DeLhaize、Carrefourなど)
・リング内の中規模スーパー
・センターの小売店
・カルフールエクスプレス(コンビニのようなもの)
・アジア(エスニック)食材店
・移動マルクト(大学図書館前金曜朝市、土曜花市、Heverlee駅前の日曜朝市など)
が考えられます。
そのほかブリュッセルまで足を運べば
高級スーパーROBや日本食専門店があります。さらに、自家用車で長距離走れば、アウトレット(マースメッヘレン、オランダなど)、やIKEAなど大型店舗やショッピングセンターもあります。
<リング外の大型スーパー (
DeLhaize、Carrefourなど)>
日本のスーパーと同じようなシステム。生活に必要な商品はほぼこちらでそろいます。営業時間が若干長く20時まで開店しています。各国食材コーナーに日本食材も若干あります。ポイントカードサービスもあります(サービスカウンターで申込み)。無料大型駐車場有
<リング内の中規模スーパー(Denon、Matchなど)>
センターの中心部にあるスーパー。営業時間は18時まで。基本的な商品はこちらで入手できます。ベギンホフの近くにはBio専門店の
BIOSHOPもあり、こちらではBio食品として味噌や海苔、梅干しなど日本食品も若干売っています。
<小売店>
各種小売店はセンターのメインストリートBondgenotenlaanとDiestsestraat(歩行者天国)周辺に衣料品店や家電・家庭用品店などが多くあります。聖ペテロ教会からVisMarkt、Brusselstraatあたりに食糧品店などが多くあります。よく買い物にいっていたのは、
肉屋・チーズ屋・
パン屋・パスタ屋などです。そのほか
電化製品のFNACや雑貨店HEMAなどをよく利用していました。
<カルフールエクスプレス>
日本のコンビニのような便利さには程遠いですが、日曜日に営業している唯一のスーパーなので、やはりよく利用していました。小規模ですがある程度のものは入手できます。土曜日は休業。
<アジア(エスニック)食材店>
アジア系の食材店はタイハウスや、エキゾチックワールドなど。日本食材もある程度入手できます。その他のエスニック食材店としてロシア系のスーパーなどもあります。
日本食品専門店はブリュッセルの田川やはるちゃん、ブリュッセル郊外のスーパー新羅(韓国系だが日本食充実)などです。
ちなみにお店ではありませんが、ルーヴェンの日本人会参加者で魚の共同購入をされている方もいます(北海水産)。
<
マルクト>
金曜日:
Ladeuzeplein、Herbert Hooverplein (07.00 - 13.00)
(9月の金曜朝市は移動遊園地がLandeuzeplein周辺で開催されるのでマルクトは聖ペテロ教会周辺へ移動します)
土曜日:
Brusselsestraat 周辺 (09.00 - 18.00)
日曜日: Heverlee駅前広場(08.00 - 13.00)
また、通常のマルクトとは別に、9月の第一土曜日には市内全域で大規模なイヤーマルクトが開催されます。12月には図書館前広場周辺でクリスマスマーケットが開催されます。また、お祭りに乗じてBondgenotenlaan周辺でさまざまなオープンマーケットが随時開催されます。こうしたマルクトでの季節の買い物も楽しいものです。
その他のルーヴェン周辺のマルクトの予定は
http://www.leuven.be/vrije-tijd/winkelen/markten/
参照してください